この記事では読書感想文の2行目までしか書けなかった文章ド下手民の私が、文章1つで「マジ感動!」「もっと文章読ませてくれや」と中毒者を生み出せるようになった、禁忌的なライティング術を解説します。
アナタがどれだけセンスなしで苦手だとしても、不安は感じる必要はありません。今日からガンガン読まれる文章を書けるようになります。30日後の文章は今と見違えるほどになるでしょう。
①良い文章は「読む」ことから作られる
冒頭で「この記事読めばどれだけ文章がド下手でもうまくなるよ」と大風呂敷を広げました。
ハッキリ言います。私の文章は今でもそれほど上手ではありません。汚い文章です。汚物のような文章ですよ。私よりも丁寧な文章を書く人はたくさんいます。
ですが、私の文章は一部の人には熱狂的な支持を受けています。なぜなのか。その理由は「一部の人には刺さる文章を書いているから」です。
自分の経験だけでは書けない
私は社会から弾き出された、あるいは弾き出されかけの人にだけに会いたい。そんな人だけにブログを読んで欲しい。貧しいし、苦しいし、嫉妬と自己否定の日々だけど、それでも現状を変えようともがいている人に文章を読んで欲しい。そう思って毎日文章を書いています。
そんな文章を書こうとすると、自分の経験だけでは書けないんですよ。私よりも悲惨な経験をしていたり、どん底から成功した人に出会わなくちゃいけない。自分の経験だけでは良い文章は書けないんですよ。
だから、生きた文章を読んで欲しいんです。アナタが書きたい文章があるとしたら、その文章を世の中の誰かは勝てるから。世の中には刺激的な文章が出回っています。
刺激的で衝撃を与える、だけど読みやすい文章を書くんだったら、あなた自身が読む習慣を作らなくちゃいけない。あなたの理想の文章の「土台になる文章」を探して読んでください。
語彙力が増していきます。幅が広がります。
②自分の文章を添削する【推敲】
文章を読みやすくする最強の方法だと思います。推敲(すいこう)とは自分の書いた文章をもう1度手直しして読みやすくすることです。
あなたはブログをやってますか?自分の書いた記事を読み返して欲しい。そうしたら、自分がどれだけ下手なブログ記事を書いていたのかが実感できるはずです。
あらためて読み返す必要性
私も同じです。記事を書いた直後は「自信作だ」「最高傑作」と思うんだけど、改めて読み返すと文章として通用しないことばかりです。
こういうことはよくあります。私が5年前に書いたブログ記事を読み返してみたんですが、駄文過ぎて恥ずかしくなったこともあります。
時間をおいて読み返してみると必ずそうなります。あなたも同じはず。過去に書いた文章を今読み返してみてください。
そして、その文章でどの部分を、どのように修正すれば、より読みやすくなるのか、伝わりやすいのかを考えて欲しい。つまり手直しをして下さい。
文章制作フローに推敲を取り入れる
ブログを書いたらすぐにアップ、という人もいます。ですが2日、3日程度その書いたブログ記事を寝かせてください。
そして3日後に読み返してください。かならず手直しする部分が出てきます。「この言葉ばかり使っているな」とか「読みにくい」とか。
伝わりやすく高品質な文章に仕上げるには必須の作業です。これは地道だけど、素早く自分の文章力を改善する方法のひとつです。
③ツールで時短ライティングをする
もしアナタが優れた作家、優秀なライターなら、わざわざツールに頼る必要はないでしょう。
ですが初心者、そして私のような文章が下手な人は「ツール」を使うことを推奨します。
例えば、私がメインで使っているツールはGoogleドキュメントです。Googleアカウントで管理できるので、外出するときでもサブパソコンやスマホからでも編集ができます。
非常に使いやすいし動作も軽い。そして無料で使用できる文章制作サービスです。私がブログを書くときやセールスレターを書く時も、大抵はGoogleドキュメントで執筆しています。
他にも文章制作で捗るツールはたくさんあります。このブログでもまた取り上げる予定ですが、間違っている部分や読みにくい部分を検出してくれる文章校正ツールや、文章がSEOに沿っているかをAIで自動的にチェックするツールもあります。
あ、でも文章のリライトツールは使わないでくださいな。下の記事に書きました。
2万数千円の高いリライトツールも売られてるんですが、買う必要はないです。
無料で使えて、非常に便利なGoogleドキュメントを私はやっぱり推しておきます。
④親友が死んでも毎日文章を書く
ビジネス本や自己啓発書のおかげで、知識をインプットする人は多いように私は思います。
それはそれでいいんですが、インプットした内容をアウトプットするという2つの両輪がより大事だと思うんです。
仕入れた知識を自分で噛み砕いて、自分はどう思うかとか、自分ならこういう考え方をするとか、1度落とし込む。そして自分の文章(言葉)として吐き出す習慣をつけてください。
無理やりでも文章を書く時間を
文章書き始めて、間もない人にとっては、日常に取り入れるのは難しいでしょう。ただ文章で飯を食っていくなら、実際にテキストとして吐き出す行為の積み重ねが必ず必要です。
自分の1日を計画して、その中に「文章を吐き出す時間」を無理やり取り入れていってください。どれだけ忙しかったとしても親友が亡くなっても、右足を骨折しても。狂気的なまでに1日の中にその時間を捻じ込んでください。
確実に、そして少さいかも知れないけど、文章が上達していきます。キレイな文章になるかは分からない。でもアナタの言葉を紡ぎ出して、読み手の心を大きく揺さぶる文章が書けるようになります。
毎日のちいさな時間が、あなたの文章力を育ててくれます。
⑤届けたい相手に話す感覚で文章を書く
私は一時期ブログを書くことがストレスだった時期があります。元々、文章がうまくないのは事実としても、それを除いて「文章を書きたくないな」とサボタージュしていた時期がありました。
自分の書いたブログ記事が誰かの役に立ってる感覚がなかったんですね。2時間かけて書いたブログ記事。それを誰が読んでくれるのか。
読まれないブログ記事を書くって苦痛でしかないんですよマジで。
画面の前にいるアイツの顔を思い浮かべろ
そこで私は自己洗脳しました。「このブログ記事は仲のいいあいつに向けて書くんだ」と明確にイメージして、その相手に直接語りかけるように文章を書くようになりました。
特定の誰かをイメージして、その相手に伝える気持ちで文章を書こうとしてみるといいですよ。
文章を書くストレスが極限まで減ります。文章を書くのが嫌いでも、友達と話すのが好きな人はいるでしょう。この書き方を使うことで、相手にとって読みやすい文章になります。
読みやすい文章を書きたいときは、あまり理解力がない人をイメージしてみてください。その相手に分かりやすく伝える感覚で文章を書くといいです。
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