アクセス数=戦闘力
そう言わんばかりに、たくさんのアクセス数をかき集めたいブロガー、アフィリエイター、コンテンツマーケッター。彼らは毎日のように必至こいて記事を量産している。
うす暗い部屋の中でディスプレイ画面と睨めっこしながらキーボードをカタカタとタイピングする日々。
そう、ネット上では「とにかくゴリ押しで文章量を増やしまくればSEOでガン上げされてよくね?」的な風潮が出回っている。
- 記事数を増やしまくれ、
- 文章量を増やしまくれ
そうすればGoogleから認めれて自分のマイナーなブログが検索エンジン上で評価されまくる。そう考えている人間も多い。
じゃあ、実際はどのくらいの文字数を書けばいいのか。ブログの文字数は沢山書けばいいのだろか。1年前の私は「文章を沢山書けばいい」本心からそう思っていた。だけど今は違う。
記事の文字数とアクセスの関係性
Ahrefsによる調査では、4000文字以上のビッグな記事は、1000~2000文字の平均的な記事よりも、4倍以上のアクセスとSNSシェアを獲得すると出されている。…つまり、記事のボリュームが大きければ大きいほどに、アクセスやシェアは増えるってことだ。
またマーケッターがみんな大好きなHubspotの調査では、記事コンテンツが長ければ長いほどに獲得できる被リンクも増えると出されている。
つまり、もう言い切っちゃうと記事の文字数が多ければ多いほどに、その記事は評価されやすい。
多くのブロガーが2000文字~3000文字書こうと必死に頑張っている様子からも見て取れるはずだ。スクロールするのがめんどくさくなる程に記事が長いだろ?
ランサーズやクラウドワークスのような外注サイトでも平均2000文字程度の依頼が殺到している。

こう考えていけば分かるように、長文記事ほど評価されやすいってのは事実なんだよ。そして評価される記事はGoogleにも認められて、SNSでもバズって膨大なアクセスをかき集めてくれる。
3000文字の長文記事なんて読まないから
でも、覚えておいて欲しい。あなたがブロガーだろうがアフィリエイターだろうが、マーケッターだろうが全員に共通するんだけど、テメェの記事なんて読まれねえから。
その気持ちで記事を量産した方がいいぜ。マジで。そもそも、現代人は忙しい。ほとんどの人は記事を親切丁寧に最初から最後まで読もうとしない。1度記事の最後までスクロールしてから読むかどうかを判断する。
アナタが何時間もかけて書いた文章を丁寧に1つ1つ細かく読まない。
AdobeだったかGoogleだったかが出してたけど、サイトの平均滞在時間なんて2、3秒の世界だ。アナタのブログだって2秒だけしか滞在されない。そのくらいの前提でブログを書くべきだ。
内容が薄い記事はもう即死レベル
特に、気を付けて欲しいのは、記事の内容がペラペラに薄いってケース。これ結構多い。
それこそ3000文字の記事を書くために、無理やり文字数を増やそうとしちゃったり、同じような言い回しをひたすら並べたりとかな。まあ、気持ちは分かる。3000文字とか4000文字の記事を書くってかなり大変だもんな。
だけど、こういう記事の作り方をした結果、誰にも読まれないクッッッソしょうもない記事になっちまうんだよ。
それこそググれば無尽蔵に欲しい情報が手に入るんだぜ?
ユーザーからすれば、大事な時間と労力をそんなペラペラの記事に使うくらいなら、もっと役立つ短い記事を読むよな。
あともう1つ。私からブロガーやアフィリエイターに言いたい。
バナー広告を貼ってれば稼げる時代じゃない
これ。今の時代ってアフィリエイトのバナー広告やアドセンス広告をペタペタ貼ってるだけでは、雀の涙しか稼げないぞ。
Digital Information Worldによる2019年の調査では、今日、インターネットユーザーの47%がad-blocker(広告を自動でブロックするツール)を使用していると確認されている。
つまり、記事にペタペタ貼ったバナー広告はクリックされない。それどころかユーザーの画面上に表示さえされてない。
もう分かってくれたはずだ。今の時代ってもう5年前とは違うんだよ。
長い長い記事を書けば、喜んで読んでくれたあの時代じゃねえし、今の時代は長いだけの記事なんて百害あって一利なし。そんな時代なんだよ。
Googleアドセンスを貼ってれば毎月自動で月100万円を稼げたブロガー時代なんて、とっくの昔に終焉が来てるんだよ。もう崖っぷちにいると気付いた方がいいよ。
ペラペラの薄い記事を卒業しろ
どうだろうか。ぶっちゃけ私も文字数を無理やり増やしたくなる衝動に駆られるときはある。
だけど、それやっちゃって強引にペラペラの記事を作っても、逆効果ならやる意味ないよな。
SEO対策目当てで増やした文字数。だけどユーザーには敬遠される記事。そんなもんネット上にいらんでしょ。
- どんな役に絶つのか
- 何を伝えたいのか
- どういう行動をとって欲しいのか
アナタがその記事を書くことで、ユーザーはどんなメッセージや内容を受け取るのか。こっちに全力で集中した方が断然いい。ダラダラ引き延ばした記事は卒業しようぜ。
過去に下のような記事も書いた。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
ブログの文字数について更に具体的な部分まで深堀りして話した。ブロガーを読んで欲しい。
長いだけの意味のない長文記事を書くくらいなら、短くても良いから意味のある記事を量産しまくろう。