まず、私の残念なお知らせをします。Stripe(ストライプ)のアカウントが凍結されました。決済手段として使っていたんだけどね…。まあショッキングなニュースだ。
下を見て下さい。笑っちゃいますよ。
申し訳ございませんが、お客様のビジネスは Stripe の利用規約を満たしていないため、Stripe をご利用いただけません。これが誤りだと考えられる場合は、お問い合わせください。
訳すると「あなたの商売は超危険なニオイがするから、アカウント凍結するぜ。じゃあな。別の決済手段を探せ」って内容です。Stripeさん好き勝手言いやがりますね。
目次
stripeで情報商材を売ってるなら文句言えなくね?
この記事を読んでいる大半の人はそう思ったはずです
。「こんな怪しいサイトを運営しているくらいだから、凍結してしかるべき」と感じたかもしれない。そのとおり。ぐうの音も出ないです。情報商材=怪しいですよね。まあ、わかる。
この情報商材の業界って客からのクレームが多いし、返金率も高い。質がよくない業界なので、Stripeで情報商材を売るなんて高リスクだってのは分かります。
だけど、言っておきたいのは、私はStripeで情報商材売ってないんですよね。ええマジで。
そりゃ、私が情報商材をStripeで売っていたなら、凍結されるのも理解出来るんですが、Stripeで情報商材なんて1度も売ってないんですよ。私が売っていたのはWEBサイトの制作サービス。
…にも関わらず凍結されました。その結果、私はこう確信しましたね。
決済手段としてstripeは危険じゃね?
うん。これが私の本音です。今回の事件があってからそう確信しました。無形商品を扱ってるなら危険ですよ。私のウェブサイト制作サービスもやられましたし。まあいいんですよ。凍結された私の恨み節でしかないです笑。
ただ、私がこの記事を読んでいる方に伝えたいのは、Stripeでは無形(カタチがない)商品を売るのはやめておいた方がいいですよ。
モトキさんこんにちは!
— ぱにゃ (@panya_eba) May 11, 2020
PaypalとStripe両方で数年にわたり無形商材を売っていた友人に私も相談したことがあって、Stripeもアメリカの会社なので凍結リスクはPaypalと変わらないといっていました > <
数千万が動く商材を扱うならテレコムクレジットとか日本の会社推奨だそうです・・参考までに!
上の方も言っていますが、PayPalもStripeも凍結リスクはほぼ変わりません。Stripeだろうが凍結はガンガンされます。
JV ZOO(日本で言うところのインフォトップ)で商品売ってたインフォマーケターの友人もPayPal、Stripeともに2019年の暮れに凍結されたって嘆いてましたから。
デジタル商品をPayPalやStripeで売ってはいけない
カタチがなくて紛争案件に突入するようなデジタル系の商品やサービスは、チャージバックもされるリスクがあるんですよ。だから決済業者からすれば困るんですよね。ぶっちゃけ「情報商材を売るためにウチの決済手段を使わないで!」ってのが彼らの本音です。
国内海外問わず、PayPalはすぐに凍結されるという評判多いですが、Stripeも変わりません。同じです。
英語を読めるなら下の記事もあわせて読んで下さい。
Should Startups Avoid Stripe? How We Got Our Account Back
kinsta.com
…これがStripeの実態ですよ。
さて、私の話としてはこれでおしまいです。ただこんな記事の終わり方をしてしまうと、「Stripeのアカウント凍結!意味わかんない!うきー」という私のただの愚痴になっちゃうので、補足しておきます。
もし、あなたが情報商材、デジタル商品をネットで売っているなら役立つ話をしておきます。
PayPalやStripeが凍結されるようになるまで
数年前まで、情報商材を売る手段はたいていPayPalでした。
世の中の情報商材屋はPayPalを使って売ってました。なぜならPayPalは事実上、匿名でデジタルコンテンツを売れるので、身バレしたくない詐欺商材屋はPayPalを使ってコンテンツを売ってた訳です。
その結果、PayPalには詐欺商材を売る情報商材屋が爆増しました。
PayPalにクレームが殺到しました、「PayPalで情報商材を買ったんだけど、詐欺でした!返金して下さい!」中にはチャージバックをする人も増えてきたこともあって、その結果、PayPalは情報商材屋を弾き出すようになりました。
PayPalから弾かれた情報商材屋が、次に使ったのがStripeです。「StripeはPayPalと違って凍結しない」って評判がネットの至るところから出てきて、情報商材をStripeで売り出す輩が増えたわけです。
その結果、Stripeも情報商材らしきものを売っているアカウントをガンガン凍結するようになりました。
これが今までのザックリした歴史です。もっと昔はヤフオクで情報商材を売っていた人もいたんですがね。
ネットで情報商材を売るなら文句は言えない
結局、あなたに何を伝えたいのかっていうと、「情報商材をネットで売っている限り、理不尽なことされるのが当たり前」っていう事実です。
2020年には情報商材屋の多くがnoteでしょぼいコンテンツを1万円くらいで売っているのも見かけますが、noteも同じですよ。
昔はお咎めなしでしたが、今ではnoteで情報商材を売っている人たちもガンガンやられちゃってます。どこでもそうなんですよね。
coconalaで情報商材を売っている人もいましたが、coconalaも対策されましたよね。過剰な宣伝文句や期間限定ワードは使えなくなりました。
そういうもんなんですよ。ごく稀に「情報商材でも売っていいよ」と理解をするプラットフォームもありますが、大半は、情報商材ってだけで中身も見ずにシャッターを閉めます。PayPalもStripeも。
情報商材っていうと響きは悪いですが、真っ当な商材だってありますからね。英会話のオンラインコースとかピアノ教室とか。「情報商材=カネ稼ぐ系」って怪しいイメージが強すぎるせいで誤解されるんですが、情報商材そのものが悪いって訳じゃないんですよ。
だけど仕方ないですよね。だって詐欺商材が多すぎんだもん。
さて、情報商材を売っている方に話したいのはここからです。
PayPalやStripeが凍結されたらどこで売ればいい?
答えは、情報商材に理解がある決済業者を使えばいいです。
日本だと
- テレコムクレジット
- SWIFT PASS
海外だとHotmart(日本でも使えそう)、GroovePay(現在日本では使えないらしい)。他にもちらほらありますね。特にテレコムクレジットを使っている方は多いです。
情報商材そのものを悪とする方がラク
世の中には「情報商材なんて産業廃棄物だろフ〇ッキン」という人が大多数です。「この情報商材はマトモ」「これは悪質」と判断するような人はいない。情報商材=悪と決めつける方がラクだから。
それは決済会社も同じです。1つ1つの情報商材の良し悪しを判断できないんですよ彼らは。だから情報商材そのものを弾いちゃった方がラクなんですよね。
表現次第で見え方は違う
「絶対にお金を稼がせます」←これは誰が見てもアウトってのは分かりますよね。
いわゆる詐欺商材っぽいですよね。けど、言い方を変えればどうでしょう。「EC事業の売上を増加させて、見込み客を獲得します」って言い方ならアウトでしょうか。
「毎月自動でお金が稼げるブログを作る」←これもアウトっぽいですよね。じゃあ「コンバージョン率が高いオウンドメディアを構築する」って言い方をすればおk?
この表現の違いを見ても分かるように、言い方次第で印象はガラッと変わりますよね。
ぶっちゃけ世の中のぜんぶ詐欺だと思うんですよ。ブッ叩きやすいジャンルや業種は叩かれるけど、一見クリーンに見える業種だって中身は真っ黒じゃん。
結局、愚痴になっちゃったけど、とりあえずこの記事が”マジメな”情報商材屋の参考になれば嬉しいです。じゃね。
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