ここ数年間でSDGsという単語をニュースやネットで目にするようになりました。頻繁にメディアで露出するSDGsに「気持ち悪い」「怪しい」と感じる人も多くいるようです。
この記事を書いている私自身、SDGsについて調べてみたけども、未だに不信感は拭えないし、キレイごとでしかないとさえ感じています。
そこで、この記事ではSDGsとは何か、なぜ胡散臭い、意味ないと感じるのか。SDGsを信仰している人には申し訳ないけど、私が思う本音を書いていきます。
- SDGsが気持ち悪い理由
- なぜSDGsがキレイごとなのか
- SDGsがムーブメントの理由
この記事を読むことで上記を理解できるはず。
SDGsとは

SDGsとはなにか。このSDGsは持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)wo
の略称です。日本だけでなく先進国を始めとする多くの国がこのSDGsを推し進めています。
「環境にやさしいエコ」がSDGsだと思っている方も多いようです。しかし、実際には、環境保護だけでありません。
- 貧困をなくす
- 飢餓飢饉をなくす
- 健康と福祉
- 質の高い教育
- 安全な水とトイレ
- 信頼できるエネルギーを
- 働きがいと経済成長
- 産業や技術革新を推進
- 人や国の不平等をなくす
- 住み続けられるまちづくり
- 消費可能な消費と生産
- 気候変動の対策
- 海洋資源、汚染の対策
- 陸上の自然や生態系の保護
- 平和と公正
- さまざまな団体、個人のパートナーシップ
といった17の達成目標を掲げています。今やスーパーの商品パッケージやCMでもSDGsという単語が目に入るようになっています。
なぜSDGsは胡散臭い?怪しい?

SNSを見てみると、SDGsに不信感を持つ人も少なくありません。全体的にSDGsは気持ち悪い、くだらない、意味ない、うざいといった辛辣な意見が見つかります。
実際、なぜSDGsが気持ち悪いのか。それは庶民の世界を貧しくするだけで、実生活で役に立っていないからです。
商品パッケージが使いにくくなったり、プラスチックストローが紙ストローになり、使いにくさが増す一方です。
企業はSDGsを押し出すことで購買意欲を訴求しようとしていますが、庶民からすれば、パッケージをちいさくしたり、不便にされているだけです。
実際、消費者にとってメリットを感じないですからね。
SDGsは綺麗事なのか?
純粋な人であればSDGs=いいこと、そう思い込んで納得できるかもしれませんが、世界の現状を見ても、このままSDGsを達成することは不可能です。
ロシアの現状、やっていることを見れば分かりますよね。SDGsは建前に過ぎません。ひとたび、暴力を振りかざすことになれば、その建前はすべて崩壊します。
この記事で後ほど話しますが、人間が存在する限り、SDGsの目標達成はありません。
世界人口を減らす、果てには人類滅亡こそが地球にとってSDGsです。サステナブルも何もありません。
どんなお題目をつけても地球にとって人間は勝手に荒らすだけの癌(ガン)にすぎません。
企業がSDGsに取り組む本当の理由
ビジネスに都合がいいから。それだけです。
一部の真面目で善なる経営者は、この世界を、地球を持続させるためにSDGsに取り組んでいます。
しかし、多くの企業は自身のビジネスにとって都合がいいから。それだけです。取り組みをすることで助成金がいただけます。
また庶民に向けて「わしらはSDGsを取り組んでるぞ」とアピールすることができます。都合がいいから。それだけの理由です。
イメージ戦略のためか、助成金か。その両方のためにSDGsに取り組んでいるだけです。採算が合わなくなれば切り捨てます。
現状はSDGsと打ち出せば、「なんだかよさそう」と思い込む層も一定数いるので、通用しているだけです。
本当の意味のSDGs達成は人類滅亡
本当にSDGsを実践して達成させるなら、人間は不必要です。邪魔です。
SDGs達成に必要なのは人類滅亡です。
17つの達成目標は、すべて対象とする人間が減れば減るほどに達成可能性が高まることにお気づきでしょうか?
リソース(資源)は限られています。水も食料も土地も、エネルギーも海洋資源もすべてリソースです。すべてを公平にいきわたらせることは不可能です。独占します。偏ります。
現在、世界の人口は74億人です。SDGsの対象となる人間が減れば減るほど、達成は現実的になります。現実的に食料もいきわたり、水や土地のリソースも分配できます。海や陸も汚染度は減少します。
大変申し上げにくいことですが、地球にとって最大のガンは人類です。
「SDGsとくだらないことを言ってないで滅んでくれ」これが地球と野生の動植物の本音です。
SDGsを現実的におこなうには
完全に機能する社会主義を実現しなくてはいけません。
はい、もうお分かりかと思いますが、不可能です。ただ、私の妄言を聞いてください。
まずSDGsを達成するためには、人間の生活レベルを数段階、いや数十段階は落とさなくてはいけません。
不必要な企業はすべて潰して、国営企業だけになり、自由な商工業はできなくなります。不必要なビジネスを勝手に始められるとSDGsに悪影響です。すべて手元で管理する方がSDGs的には望ましい。
また人々が自由に職業を選択してしまうと、特定産業の担い手が減るなどのリスクがあるので、国民の職業選択や労働も完全に統制する。
生産量や消費量もすべてコントロールできれば、ロスが生じることもありません。
SDGsに違反する個人に対しては、重い罰則を付ける。
この仕組みを国家レベルでなく、世界規模で実現できるならSDGsも絵空事ではなくなります。
この仕組みを作れれば、SDGsは気持ち悪い、うざいと言う意見もなくなります。なぜなら、そんなことを口走れば処刑されるからです。
一応申し上げておきます。私はこのようなSDGs達成を望んではいません。
SDGsのいいところ・メリット
私の妄言も多く含むSDGsについての話をしてきました。現状ではSGDsは気持ち悪いですし、(たいした)意味はないです。
弱者がSDGsに取り組もうとも、国家レベルでSDGsに取り組まなくては意味はありません。上で説明してきたようなことを、世界各国が打ち出せるわけがありません。
国力は低下し、国家は破綻します。内部からも外部からも崩壊するからです。
持続させる気は政治家はありません。どうせ死にます。
「自分が生きている間だけでも世界が持続すればいい。むしろワシの命を持続可能にしてほしい」政治家が考えるのはその程度です。100年後、200年後の世界はどうでもいい。
つまり、SDGsはやはり”そんなもん”にすぎません。ただし、SDGsにはメリットや評価できる部分もあります。
個人の考え方がSDGs思考に変わる
SDGsという概念が朝7時からニュースで強烈にプッシュされることで、「もっと環境を意識しよう」「人にやさしくなろう」くらいのフンワリした気持ちにはなれます。
実生活でもガムを道端に吐き捨てるようなことは減るかもしれませんね。
イノベーションが生まれる
また、SDGsに取り組み企業は、助成金やイメージ戦略(訴求)目当てだとしても、イノベーションは意識します。
どうすれば消費者にSDGsを感じてもらえるかと試行錯誤した商品制作、プロモーションをしてくれます。人間や自然、権利に配慮した商品が多数販売されます。
そうするとメディアが「この企業はSDGsに取り組んでいます。こちらの商品は~」と宣伝してくれます。
消費者は「なんだかよさそう」と買います。モノを買っただけなのに、世の中に良い事をした気になれます。
つまり、企業、メディア、消費者。誰にとってもプラスです。
SDGsバッジをつけられる

SDGSバッジというものがあります。それぞれの目標の色で彩られたカラフルで親しみやすさを覚えるバッジです。
「SDGsバッジが胡散臭い」という意見も見られますが、私はそうは思いません。
大変かわいらしいバッジだと思います。
私も小学生の頃に、お菓子のおまけのバッジを胸につけていたことを思い出します。バッジをつけると「普通とはちょっと違うぞ」という自己意識改革になります。
軍人も功績を立てるとバッジをつけますよね。SDGsバッジも付けていれば、功績を立てた気持ちになれるのでしょう。
SDGsバッジが大量生産されているなら、プラゴミ辞めろとか、加工エネルギーがもったいないとか、いい大人が木材を無駄にするなという意見が出るのは分かりますが…。
ただ、SDGsを信仰する人にとっては大事なバッジです。信仰の自由はあります。SDGsバッジを付けている人にとっては、信仰の証です。
ダサい、気持ち悪い、怪しいといった傷つける言葉はかけないようにしましょう。配慮が必要です。
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