この記事のメッセージを一言にすると「飯を食うな」だ。
絶対に1日1食を死守しろ。ビジネスで成功したい起業家は、1日食にするだけでビジネスの成功確率が上がる。
まず「腹が減っては戦は出来ない」これは嘘だ。逆だ。
空腹、飢えからハングリー精神が生まれる。1日1食を解説するまえに、1つのあるあるネタを話させてくれ。
社長にデブが多い理由

デブは言い過ぎた。成功しだした社長は、ちょいポチャが多い。
起業したばかりのころは、飢えたオオカミのような起業家も、ビジネスが軌道に乗り出すと、いい飯が食えるようになる。付き合いも増える。そして太る。
社員を雇い「〇〇社長」と呼ばれる頃には、顔は丸くなる。牙は抜け落ち、腹の肉が出る。
そんな社長を俺は何人も知っている。
起業当時はナイフのような鋭利な思考を持っていた人も、太り出すと思考力が鈍り出す。
「最近、1日中眠たくて…」「集中力が落ちた気がする」
そう相談をしてくる社長に、俺がいつもおすすめするのが1日1食。
1日1食はメリットだらけ

現代人には1日1食はメリットだらけ。
- 集中が続かない
- やる気が出ない
- 疲れやすい
- 体がだるい
- 仕事のパフォーマンスを上げたい
- 行動力を上げたい
そんな人には1日1食をおすすめする。現代日本では飢えて死ぬことは少ない。戦地と違い、安く飯が食える。飽食の国だ。だからこそ、逆に肥える。
ハングリー、飢え。これこそが生存本能を全開にして生きるための術だ。
1日1食は集中力を上げる
栄養士の言う「1日3食、朝もしっかり食べないと健康に良くないです」は聞き捨てろ。
俺たちは敢えてバランスを崩す。痩せるためじゃない。日常に臨場感を作るために1日1食にする。
1日1食の最大のメリット、俺がそう思うのは「集中力」
1日3食だった当時と比較して、集中力は自覚できるレベルで上がった。俺は朝9時から仕事をはじめるんだけど、昔は朝から体が重かった。脳ミソも動かなかった。
11時ごろにようやく、脳ミソが集中できるようになる。でも昼飯を食べると、また眠くなり集中できなくなってしまう。それが当時の俺。
1日1食になった。朝は5時に起きるようになった。仕事は5時半から始めるようになった。昼になっても集中力が持続する。怖いレベルで脳ミソが疲れなくなった。
そして昼飯を食べないから、眠くなることもない。そうすると昼からも仕事が捗る。1日1食の最大のメリットは集中力だと思うのよ。
ちなみに、さらに人間のパフォーマンスを上げる禁断の方法は、下の記事に書いた。
1日1食は健康になる
「1日1食で健康」って怪しいエセ栄養学の本に書いてありそう。ただマジ。少なくとも俺は健康になった。
高血圧、糖尿病予備軍、自律神経失調症、アトピー、鼻炎、これらの体の不調の大半が軽減。血圧は正常値に戻った。
こればかりは1人1人の健康状態によるとしかいえない。飽くまでも俺1人のケース。
健康になるにしても1日、2日でどうにかなるわけじゃない。
でも、大抵の人は1日1食を1年間続ければ効果らしきものは体感できるはず。個人的な人体実験でしかない目安だけど。
1日1食にダイエット効果はあるのか
ちなみに1日1食にすると痩せる。ダイエット効果もあるよ。
はじめて3日以内に1㎏~2㎏は痩せる。停滞期はあるけど、1ヶ月続ければ簡単に5㎏は痩せるはず。
”はず”と言っている理由は、俺自身が計測していないからなんともいえない。
ただ過去の写真を見る限り、顔回りがハッキリと痩せているし、少なくとも12㎏は1年で痩せたのは確か。…ちゃんと数字取ればよかったな。
ダイエット効果については、データ不足なのでなんともいえないけど、もともと肉付きがいい人なら運動なしでも痩せる。
1日1食は食費が減る
1日1食の利点。食費が減ること。1ヶ月の食費5万2千円が2万円になった。
年に数回の会食がある日を除いて、食費を削り切ることができている。しかも1食が豪華になった。たぶん切り詰めれば月1万5千円くらいまで削れるはず。
そこまで行くと修行僧のレベル。挑戦する気もないけど。
1人暮らしにはおすすめだよ。1日1食は。
1日1食のデメリット

1日1食にはデメリットもある。糖尿病の人や体が弱っている人にはおすすめできない。
俺も健康体だけど、実際に始めるとデメリットがあった。そのデメリットを話す。
最初はツラい
まず1日1食は最初はツラい。続かない。空腹すぎて集中できない。
とりあえず何かを食べたくて3分に1回は冷蔵庫を開けてしまう。これが比喩じゃないほどキツイ。
なので、1日1食に失敗する人が多い。そりゃ無理だよ。腹減るからね。人間だもの。
ただ慣れればツラさはなくなる。慣れるまでは恐らく3週間前後。人によっては1ヶ月以上。1日1食を習慣化させるのは最初は難しい。
栄養が偏りやすい
あとは1日1食だからドカ食いするリスクがある。ネットの記事でも「1日1食だから何を食べてもいい」と書いてある。…これウソ。信じるな。
1日1食、ラーメンだけ食う生活を続ければどうなる?体調良くなるわけがないよね。体を壊す。栄養が取れないからな。
だから、1日1食にするなら、なおさら食べるモノには注意しろ。
それから1日1食でドカ食いをしないコツは、一口を40回以上噛むこと。噛めば噛むほど満福中枢が刺激される。噛みまくれ。
慣れるまではイライラしやすい
1日1食はイライラしやすい。普段は温厚な俺でさえ、1日1食始めた頃は、イライラしていた。
空腹すぎるとストレスが溜まり、細かい事でイライラするようになる。
でも、慣れると大丈夫。1日1食がむしろ心地よくなる。
1日1食はじめたばかりの頃のイライラを克服するには、人から離れること。1人の時間を増やすこと。理想は山奥の小屋に水と食料を持ち込んで1日1食の山籠もりをすること。…これマジだぞ。
最強の1日1食の極意

あくまで俺の1日1食の方法を話す。まず俺は夜に1食。夕方5時に食べる。
朝は食べない。日によってはブラックコーヒー。もちろん昼も食べない。水やお茶は飲む。水分不足は健康にもよくないからな。
つまり、夕食に1食だけ。食べるものは玄米、納豆。あとは様々。
会社勤めをしていた頃は、上司やクライアントとの付き合いもあった。食生活は有れていたんだが、現代の俺は個人事業主。
1人で商売をしている。さらに付き合いが悪い俺は、ビジネスパートナーとの会食もないので、食べ物は自分で好きなように調整できる。
夕方に食べる理由は、食後に眠くなっても大丈夫な時間帯だから。仕事が終わり、大事な作業も終わっているから。あとは寝るだけ。
昼に食事をすると眠くなる。午後の仕事の生産性が落ちる。だから夕方に1食。
1日1食を継続するコツ

俺なりのコツを話す。
いきなり1日1食は最初は失敗する。1日3食しっかり食べていた人は、初日から挫折するはず。お腹が減って逆に集中力がなくなる。
だから無理する必要はない。できる範囲で1日1食を心がけて生きればいい。
モットーは「ゆるく1日1食」。食べちゃいけないと思えば思うほど、ストレスになる。暴飲暴食に繋がりやすい。
それなら、まずは朝と昼の食事量を減らすところからスタートしてもいい。
「朝はサラダだけ。昼もフルーツだけ。夜だけ食べる」というように。ゆるく調整して1日1食に切り替えていけばいいよ。
はじめて1日1食をする初心者へ

現代人は1日1食を絶対にやったほうがいい。
日常的に頭がぼんやりしている人は試す価値がある。思考にモヤがかかっていると1日中何も考えられない。
俺も高校生までずっと集中できなかった。その理由を考えると、あきらかに食べ過ぎていたんだと思う。大人になればなおさら。運動もしなくなるので、食う量は減らしたほうがいい。
糖尿病の人はおすすめしない。血糖値で体に問題が起きる可能性があるからな。
でも、この記事を読んでいるあなたにはぜひ1度試して欲しい。俺の場合は、1ヶ月に数回の断食(ファスティング)もしている。
そして、私が1日1食と合わせてやっていること、それが瞑想(めいそう)。
ビルゲイツやマドンナなどの有名人を始め、多くの実業家や企業も瞑想を取り入れている。もちろん、私も瞑想を毎日している。
私がおこなっている瞑想方法は下の記事をどうぞ。
この他にも、生産性を上げるために試行錯誤してきた。もし興味があれば下の記事も読んでくれ。
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