当エントリの掲げるテーマとしては「平凡な人間が成功者になる方法」だ。
成功なんて言葉はフワフワしていて胡散臭いとか、「そんなのは一部の才気溢れる人間の為せること」だと思い込んでる人が多い。
実際、私が考える限りでは殆どの人間が成功を自力で作り出せる。それも「孤独」の時間を作り出せば。読んでくれ。
凡人が成功を「作りたい」と願った
昔話をしよう。私は成功者になりたかった。理由は「金が欲しかった」それだけだ。
今になって考えれば浅はか。当時の私は若かった。成功という漠然とした「輝かしいモノ」に憧れていた。
だが、残念なことに私は人より劣っていた。頭の出来も良くないし、コミュニケーションも上手い方ではない。突出したスキルを持ってる訳でもない。
人生攻略の裏ワザを探そうとする
ゲームでいえば、勇者はレベルアップすればステータスが上昇する。しかし私はレベルアップしてもステータスが上がらない。
そんな私がゼロから成功するには道が長すぎる。そこで私はゲームでいうところの裏ワザを探し始めた。
20代前半にして、私は自分を成功者にする為の最短ルートを考える。私のような人間でも成功するには…そう考えまくり、朝から晩まで一心不乱に世の中で知られるところの成功者らしき人間を分析しまくった。
アンドリュー・カーネギーの教材は何度も学びまくり、ナポレオン・ヒルも読みまくった。怪しい脳科学者の高い教材にも手を出した。
そんなこんなで右往左往してきた。
成功者の共通点が見えて来る
そして、成功者にはいくつも共通点があることが分かった。その中でも私が成功を作り出すために「これだ」と最も強く感じたことがある。
それは…孤独な人ほど成功すると。特にビジネスで成功者と言われる人は孤独で1人でいる時間が多いのだと。
そう分かってきた。他にも「成功者のなり方」みたいな話はあった。しかし、私はそれらの成功ルールが納得できなかった。「志を高く持とう」「コンフォートゾーンを抜け出せ」
こういうのが私はどうも受け付け難かった。私が1つ受け入れたのは「孤独な人ほど成功する」これだった。
そこでこの記事では「成功×孤独」をひたすら語っていく。ぶっちゃけ、アナタからすれば私の分析は疑わしいはずだ。
どこまで正しいのかはアナタは疑問だろうがな。ただ断言はできる。成功者で群れて1人の時間を持たなかった人間は成功者にはなれない。
なぜ成功者は孤独なのか。その理由を語っていくぜ。
なぜ成功者が孤独なのかという理由
なぜ成功者が孤独なのか。それは成功者には大きく分けて2通りしかいないからだ。
- 素直で忠犬のように従う奴
- 天邪鬼で逆張りをしたくなる奴
この2つのタイプだ。前者は忠犬タイプ。バカという言葉が最初に付くくらい素直な奴のことだ。とにかく何があっても言われた事をただひたすらに実行するタイプだ。
多くの人は中途半端に人を信じてすぐに放棄をする。だからここまで素直なタイプはそういない。
後者は天邪鬼タイプだ。成功者と言われる人間の大半はこっち。人に言われたことに対して逆のことをしたくなる。私も天邪鬼タイプだ。
どちらにしても「常人離れ」をしている
上のどちらのタイプにしても人間とは言えないレベル。忠犬タイプは異常なほどに素直だ。天邪鬼タイプは異常なほどに逆張りしたがる。
世の中の成功者は「大衆と同じことはしない」これは絶対だ。他の99%の人間が手を出さない事を成功者はする必要がある。
忠犬タイプ(とにかく素直)であっても、常軌を逸するくらい妄信的に従い続ける。マジで訓練された犬のような奴じゃないと駄目だ。
天邪鬼タイプ(とにかく天邪鬼)の場合は、とにかく逆張りをし続ける。それも異常だろ?99人が右へ行くなら自分だけは左へ行く。そういう異常な奴。
どちらにしても普通じゃない。…もうお気づきだろう。成功者は普通じゃない。
大衆から外れて孤独になり、やがて成功者になる
人間は周りと同じ行動をする習性がある。それは仕方がない。
怪獣映画でも良くあるよな。皆、怪獣が現れたら同じ方向に逃げちゃう。その結果、全員怪獣に殺されちゃうよな。みんな同じような行動をとってしまう。
人間の本能としてそうインプットされちまってる。だってさ、他の皆が右へ行ってるんだったら自分も右に行きたくなるじゃんか。皆と同じは安心感があるからな。
ただ、成功をしたいならそれはしちゃいけねえ。
他の99人が右へ行けば自分だけは左へ行く。そうすることだ。素直な忠犬タイプの人間でもそうだぜ?
別に天邪鬼タイプだけが大衆の逆を行く訳じゃねえ。あまりにも素直すぎて信じ抜けるってのも大衆的ではない。
1人だけはみ出せば孤独になるのは当然
そう考えたら理解がしやすいだろ?なぜ成功者に孤独な人が多いのか。
私が今まで見てきて強く思うのは成功者ってのは「好き勝手生きられる人間」だ。ある種で傲慢だし、ある種で純粋。子供のように束縛を嫌いワガママ、子供のように純粋。それが成功者だ。
単にお金を持ってるだけが成功の定義じゃねえ。で、成功者は好き勝手やれる。世間の常識を破るのも成功者だし、自分の定めた規律にしたがうのも成功者だ。
好き勝手やるには「時間」を自分の為に使えなくちゃいけない。
人の時間はお金で買える
経営者に成功者が多いのはそれが理由だ。
経営者がやっていることを掻い摘んで言えば、従業員の時間と労力を”お金”で買う。そんで働いてくれた報酬として「給料」を渡す。
経営者本人が働かなくても従業員が働いてくれる。経営者は他人の時間をちょっとした金額で買う。それによって自分の時間を好きに使える。
成功者が孤独になるのは時間を大事にしているからだ。
ウォール街の証券マンが年収数千万円稼いでいても成功者に見えないのは、彼らが忙しそうだからだ。お金だけ持っていても意味がない。時間も自由に使えなければ成功はない。
トルストイ「1人の時間大事だよ」←せやな
ロシアの小説家トルストイはこう言った。
「孤独な時に人は本当の自分自身を感じる」
この言葉を聞いてアナタはどう思うだろうか。イキッてる爺だなあと思うだろうか。それとも、やっぱりトルストイが言うんだからもっともだと思うか。
トルストイの言葉を私が勝手に解釈すると「1人の時にこそ、本当の意味で自分になれる」こんなザックリと言える。
今の日本で自由な人間なんていない。生きているだけで騒音だらけノイズまみれだ。
振り回されて生きると常に忙しい
誰かの常識に縛られて意見を押し付けられて、ネットに潜れば他人のツイートがタイムラインを流れる。Facebookには大して親しくもない奴の顔面や飯テロ画像や流れる。
いつだって私たちはそういった誰かの言葉に振り回される。常に駆け足で何かの情報に動かされている人間が自由な訳がない。
私がずっと山にこもる理由
私は時々、1、2週間の間ずっと山にこもる。私の山じゃねえよ?借りるんだ。そこでスマホ1台とA4用紙、ボールペン、数冊の本、7日分の食料。これだけを持って山にこもる。
スマホは予備バッテリーなしだ。充電が切れたら終わり。緊急のメールや電話には対応する為だけ。それだけの為にスマホは持っていく。
山にこもったら、ひたすら自由に過ごす。本を読んで、考え事をA4用紙に書き出して。とにかくネットの世界から離れる。そうでもしなければ自分が不自由に感じちまうんだ。
どうしようもないゴシップニュースに振り回されて、せっかくの時間をYoutubeやツイッターに使っちまう。だから私は山にこもる。
1人の時間に何をするかで決まる
単純に1人になれと言ってる訳じゃない。家を飛び出せばいいって訳じゃない。1人の時間にネットに繋がずに自分と向き合うこと。
誰の言葉にも情報にも指図を受けずに1人で自分と対話する。それが孤独の楽しみ方だ。誰かの言葉に振り回され情報に操作されている限りは、どれだけ金を稼いでも女にモテても成功者とは言えない。
だから本来は山にこもらなくてもいい。毎週日曜日にカーテンを閉め切って部屋で1人で思考するだけでも孤独を楽しめる。
1人の時間を作れ。孤独こそ「本当の自分に会える唯一の時間」なのだ。
私がコンテンツ販売をして食っている理由
それから、私がやっているビジネスも同じだ。なぜコンテンツ販売で生活をしているのか。それは自由だからだ。
好きにコンテンツを作れる。好きなお客さんを相手にできる。お金も好きなだけ稼げる。真面目に取り組んでいけばお客さんにも喜ばれる。
何よりも、選択肢が増える。いろいろなビジネスをやってきた。アフィリエイトにブログに。その中で一番自由でいられるビジネスだからだ。
好きな時間に寝て、起きる。そんで好きなだけ活動できる。時間も人間関係も自由だ。
仕事が自由を奪うようじゃキツイ
もしも、コンテンツ販売が自由を奪うなら私はやらない。自由を奪われるのは嫌いだからだ。
もしもコンテンツ販売で何十億も稼げたとしても忙しいなら私はやらない。自分の時間は最優先で大事だ。
さて、最後だ。私からの言葉を聞いてくれ。
成功したいなら孤独になるべきだ
自己啓発本は私は読まない。理由はシンプルだ。読む時間が無駄だからだ。よほど仲がいい人が書いた本なら読むぜ?けどよ、基本的に自己啓発本は読まない。
だってさ、自己啓発本を読んだところで自分が変わる訳じゃない。読んでも明日には内容を忘れちまってる。
翌々日には内容は1ページ、いや1センテンスさえも脳内に残ってないだろうよ。
何よりも読んでいて面白くない。漫画を読む方が人生変わるとさえ思う。
自己啓発本は確かにモチベーションが湧いてくる。けどそれは持続しない。その事実に気が付いたときに私は自己啓発本を読まなくなった。
自己啓発書はマトモな事が書かれている
ただし、私は別に自己啓発本を親の仇かっていうほどに憎んでいる訳じゃない。自己啓発本にも「せやな」と賛同する部分はある。
それが今回紹介した「人間は孤独だ。たった1人の時間を大切にしている奴は成功する」これだった。
数々の自己啓発に手を出してきたが、1番脳内にすんなり入っていた成功法則だ。
事実を言えば、私は孤独な時間を意図的に作り出すことで今の結果が出せている。
現代人は忙しすぎる
そもそも論で言えば、現代人は忙しすぎる。そのせいで何も考えられない。
常にスマホでSNSにどっぷり浸かり、意味もなくyoutubeで違法アップロード動画を楽しむ。話題の芸能人のゴシップネタに奔走する。とにかく皆ネットで忙しい毎日を送っている。
ネットが身近になった現在、1人で死ぬほど頭を使って考える時間を持っている人なんていねえ。
だから私は1人の時間を大事にしてほしい。ゲームもSNSも動画も全然いいぜ?だけどよ。それ以上に1人で考える時間を作ってみてくれ。
スマホの電源を落としてSNSから離れるのが大事だ。成功したいなら、1人になって自分で考える時間を持とうぜ。
操作されると人生潰れる。成功なんてねえ。それはただの木偶といっしょだ。私から言えることはそれだけだ。孤独を愛してくれ。
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