情報起業というのは、簡単に言えば「自分の持っている知識やスキル」をコンテンツにしてWEB上で販売することだ。
よく勘違いをされるが、「稼げる系」だけが情報商材だけではない。他にも英語を教える、ゴルフの上達法を教えるなど、ジャンルは多岐に渡る。
つまりは人が知りたいニーズがある事を情報商材にして売って稼ぐってことだ。
求めているお客さんに対して、その悩みを解決するような情報商材を作り販売していく。こういう風に情報商材を作って売る人を一般的に「インフォプレナー」「コンテンツ販売者」「情報起業家」と呼ぶ。
こういった情報商材は高額で売られているケースが多い。安いモノで数千円、数万円。高いモノだと数十万、数百万円まで。価格はピンキリだ。
原価0円で作っている癖に高額で売りさばくアコギな商売だと揶揄されて「情報商材屋」と言われることもある。(ゴミとしか言えない情報商材を高額で情弱に売りつけて金を毟り取る非人道的な野郎もいるので仕方ない)
と言うわけで、名称は様々だ。…ちなみに、私もそんな情報商材屋の1人だ。そんな私がこの記事では情報起業とは何かを語っていくぜ。
情報商材とは?
情報商材というのは、それぞれのジャンルの知識やスキルを電子コンテンツ商品にしたものだ。
上で説明したように「お金が稼げる系」をイメージする人も多いが、それだけじゃない。
情報商材の具体的なジャンル
お菓子といえば、チョコレートや饅頭、マシュマロなど色々あるように。情報商材も色々ある。
情報商材=稼げる系だけってのは、お菓子=チョコレートだと決めつけるようなもんだ。それだけじゃない。具体例を出すと、
- ペット飼育
- 英語学習
- 美容
- 恋愛
- 自己啓発
- 復縁
- コミュニケーション
- ビジネススキル
- マナー
- 転職
- 病気
- 投資
- ギャンブル
- ネットビジネス
- オフラインビジネス
- ツール
- スポーツ
- 趣味
などなど。数多くのジャンルが存在している。
勿論、多くの人が情報商材と聞いてイメージするのはネットビジネスだが、その中にはアフィリエイトや転売、ブログなど様々なジャンルがある。
また投資の中にもバイナリーオプションや仮想通貨、株式投資、FXなど、うさん臭いモノかられっきとしたモノまでより取り見取りだ。
情報商材はどうやって作られているのか
基本的には3つの媒体で販売される事が多い。
- 文章コンテンツ
- 音声コンテンツ
- 動画コンテンツ
安価な商材の場合には文章コンテンツで作られることが多い。
文章コンテンツの場合はPCでもスマホでも読めるようにPDF形式で配られる。音声コンテンツの場合はMP3、動画コンテンツはMP4が一般的。
付け加えるならば、数十万円~の高額商材の場合には、上の3つのコンテンツ以外に実際に「コンサルティングサービス」を行ったり「電話サポート」などを販売することもある。
情報商材が何故うさん臭いのか
理由はシンプルだ。まず言葉がうさん臭い。
「2週間で〇〇kg痩せる方法」「女性経験なしの30代男性でも女性にモテモテに」「月収〇〇〇万円稼げる」とかそーいうのばかり。こういう誇大表現ってのがうさん臭い。
なんでこんなにも怪しいコピーが使われているのか。それはシンプルだ。このコピーを見た人が「何それ知りたい」と思わせたいからだ。…
その結果、行き過ぎた誇大表現になって頭が悪そうな文章になってるのは否めない。
形がない商品は怪しい
後は無形商品(形がない商品)なのに高額で売買されているのも怪しさを増長する原因だ。
つまり、スーパーでリンゴ買おうとするなら、形も触れるしニオイも嗅げるだろ?つまりリンゴってのは有形商品(形がある商品)だ。金を払えばリンゴが手に入るってのが分かる。
でも情報商材は形がないもんだから、金を払っても何が手に入るのかが感じにくい。そもそも価値が分かりにくいってのが大きい。
情報商材は詐欺なのか
じゃあ、情報起業って詐欺なのだろうか。
まずお客さんの視点のメリットを語る。世の中では「情報商材なんてwww」とバカにされているのもよく見る。
けど、情報商材が存在する目的ってのがちゃんとある。それはシンプルに「顧客が抱えている悩みや痛みから解放させる為」なんだよな。
太っててコンプレックスを抱いている人に「痩せる方法」を提供する。これは悪い行為でも何でもないよな。
女の子にモテなくて頭を抱えている人に「モテる為の方法(話し方、ボディランゲージなど)」を提供する。そんでそのお客さんがモテない悩みをぶっ壊して人生が好転するなら良いじゃねえか。
じゃあ、ここで別の意見も飛んでくる。「いやそれにしても情報商材って高すぎでしょwww」と。
情報商材は高い!ぼったくりでは?
いくら顧客のニーズを満たせるとしても情報商材って高くね?って話。…その点について私は半分賛同するし半分否定する。
共感する部分がある。チリ紙にもならねえ情報が何十万円とかで売りまくられてたら、サッサと捕まれと中指を立てたくなる。
それは言語道断だよな。だから情報商材が高いという意見も正しい。
…が、反対する部分もある。それはマトモな内容の商材ならいくらの値で販売されていてもよくね?って話。
1万円の値段でもその商材を買ってお客さんが満足するならWINWINのビジネスだよな。
というか、私は色々考えちゃうんだけどさ。
戒名ビジネスってどうにかならないの?
亡くなった人に戒名で何十万、何百万する方がボッタくりだと思うんだが。なんでそれは否定しないんだろうな。戒名なんて究極の情報商材じゃねえか。
死んでから「戒名」を貰う為に200万円払った人知ってるけど、あんなのボッタくりじゃん。
知ってるか。そもそもイエスも仏も究極の情報商材だぜ?神仏諸共まとめて裁判を起こして賠償金を求めようぜ?
年金はスキャムだと思うんだが
あとは年金なんて皆払っているけどさ。構造をちゃんと見てみろよ。日本国民全員を巻き込んだ途轍もないスキャムだぜ?
皆乗っかってるけどよ。年金の方が詐欺だと思うんだが。
ここまで私が言った事をまとめると、
- 自己利益しか考えずに作られた商材=詐欺
- 顧客ニーズを満たす為に作られた商材=別によくね?
というのが私の考えだ。顧客の悩み、痛みを解消して、価値があるコンテンツを提供できるならそれは悪徳ではねえよな。WIN-WINのビジネスだよ。
知っている人もいるだろうけど、10年前のこの業界はスラム街かっていうくらい荒んでたぜ?あの頃と比べればかなりクリーンになったと思うよマジで。
情報起業をすることで得られるメリット
まず初心者でもゼロから始められるという点だ。情報商材を作って稼いでいくには特別高額なセットは必要ない。自宅で始められる。私がコンテンツを販売していて掛かっている主な費用は、
- レンタルサーバー代(月1000円程度)
- パソコン(高スペックでなくてもOK)
その位だ。基本的にコンテンツを作って売るならこのくらいあれば始められるし、ぶっちゃけこれだけで稼げる。0円からでも始められる。
レンタルサーバーは何で必要なのかというと、ブログを作って集客をしたり、リストを獲得する目的だ。
情報商材を作る原価は0円
実際に情報商材を作るのには、基本的にお金はかからない。マイクロソフトのWORDやGoogleドキュメントで無料で作れる。
動画を作るのだってパワポがあれば十分作れる。
私の場合は、知識を更に付ける為に本を買ったり、少し高価なマイクを買ったりはしてるけどな。基本それくらい。
そんなにお金は掛からないし一人で始められる。
情報商材はまともにやってればクレームも来ない
「情報商材を売ったらクレーム来ませんか?」
と聞かれることもあるけど、私は今まで3回しか来たことがない。そのうち1回は私の不手際だった。その人とも今では仲良くはしてるけどな。
残り2回はそもそもお客さんがヤベぇ人だった。詳しくは別記事で書く。どな。
…まあ、ここ何年も販売してきて、たった3回しか来なかった。マトモな商材を作ってマトモに売ってればクレームなんて来ないよ。
逆に感謝のメールだって貰う位だしな。少なくとも真面目にやっていればクレームメールの30倍は感謝のメールが貰えるよ。
情報商材の「売り方」を解説してみた
情報商材は作った。作ったは良い。どこで販売すればいいのか。そこにブチ当たるよな。
結論を先に言えば、情報商材を売る方法は2つしかない。1つは自分で売りさばく。2つ目に他人に売りさばかせる。この2つだ。どちらを選ぶにしてもメリット&デメリットは存在する。当然だよな。
①自分で売る
1つ目は自分で作って、自分で売りさばく。
例えばブログを作る。そのブログで情報商材を売る。オプトインページを作ってそこからメールアドレスを搔き集めて、そこからセールスに繋げる。
やりようは色々ある。それこそ自分で広告を出稿していくなんてこともできるな
利点は何といっても、利益と顧客リストを独占できるってところ。他人に紹介してもらうと「紹介料」を渡さなくてはならない。
自分のコンテンツを売り上げた金額は自分のモノだっていうジャイアン主義が好きな方は自分で売る方がいいよ。私は正に自分で売っている。
②他人が売る
もう1つは他人に売ってもらうという事だ。
基本的にはアフィリエイターにお願いするケースになるだろう。国内最大手のインフォトップを使うことをお勧めしておく。
一番楽なのは、コネを作っておく。そのコネで紹介してもらう。それが一番安定していてストレスなく出来るのでいいよ。
情報商材を作ってストレスなく稼ぐ仕組みを構築するコツ
この記事を読んでくれてありがとな。最後だ。
この記事を読んでくれたアンタは、「情報起業って鬼稼げるんだな。やってみようか」と感じたかも知れない。そうだ、まずはやってみればいい。人生は挑戦だ。私からのアドバイスとしては3つ。
- なかま(顧客)をだいじに
- 基本を忠実にこなす
- 1000円で売る想定でまず作ってみる
この3つだ。まず情報商材は詐欺も山ほどある。
この時代に未だにそんなゴミを高値で売りさばく詐欺師もいることはいる。
情報商材で詐欺をするなんてコスパ悪すぎる
だが、詐欺師も減ってきた。この業界も健全化されてきているよ。少なくとも昔よりはキレイだ。
ネットビジネス系のブログでは「9割の情報商材は詐欺」と未だに言ってるけどな。流石にそこまでは酷くねえよ。
詐欺商材を売るプレイヤーは消えていく。商材レビューブログに酷評を書かれてしまうからな。
そもそも、ネットを使うユーザーの詐欺に対する”耐性”も上がって来た。毒物が入っている料理に箸を付けないように、詐欺のような怪しい情報商材には近づかない。
私はこんな変化を嬉しく思う。詐欺師は淘汰されてマジメにコンテンツを売ってる奴が評価されるってのはさ。
マトモにやっていけば感謝もされて金も稼げる
もしもこれから情報商材を作って稼いでいきたいなら「最高にキマッたコンテンツを作ってバラ撒きまくるんだ」
お客さんにコンテンツを売ればOKって訳じゃねえ。私たち自身も作ることを楽しもうぜ。最高に楽しむことが大事だ。
そうすれば、こちらから「買ってください」なんて頼まなくても勝手にコンテンツが売れていく。
むしろ、「次に出す新しいコンテンツはなんすか?先に金払っていいすか?」と聞いてくる熱狂的なファンまで集まってくる。ヤベェよな笑。そういう世界だ。
相手の悩み・痛みを解消させていこう
見込み客が何に悩んでいるのか。そしてアナタはその悩みをどうやって解消させてあげられるのか。
ここを考えて、調べて、情報商材を作り上げれば安定した売上に繋がる。ビビる必要はねえ。
アフィリエイトやブログよりは上級者向けだ。だが、大きく稼げる。それにコツを掴んでしまえばアフィリエイトとは比較にならないほど稼げる。これはマジで。
手元に入ってくる金額が1桁は最低でも変わると思うぞ。控えめに言っても。ただ、それもマジメにやっていけばだ。堅実にコツコツと作り上げていこうぜ。
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