世間では嫌われる情報商材屋。詐欺、怪しい、好き勝手に言われて叩かれる。実際、情報商材は本当に詐欺なのかどうか。
インフォ業界で5年間活動してきた元情報商材屋のワイが、情報商材の詐欺の手口や手法を暴露するよ。表には出てこない部分も隠さずに語っていくぜ。
この記事を読むことでアナタは以下を知れるだろう
- 情報商材=詐欺が頭ハッピーセットな理由
- 情報商材屋のつながりについて
- 情報商材屋の儲ける手口(テンプレ)とは
特に情報商材の中身を知ってみたい人は読んでくれ。
情報商材屋は詐欺師なのか?

まず話をする前に私の立場を明らかにしよう。
じゃあ核心から話していこうか。情報商材屋が詐欺なのかどうか。結論はシンプルだ。法的には「詐欺ではない」
もちろん、情報商材の9割は詐欺っていうのには同感だけどね。
情報商材は詐欺が多いのも事実
実際、情報商材の業界なんて救えねえよ。それは肯定する。情報商材の9割は詐欺だという意見もあるけど、その通り。終わってる業界だ。
倫理観や道徳は通用しない掃き溜め。それがインフォ業界。
毎日のように狂った詐欺オファーを打ち出し、見境がない恥ずかしいキャッチフレーズ「月収1000万円をスマホでポチポチして稼ぐ簡単ビジネス」。
世の中には詐欺の儲け話だらけだ。こんな情報商材を作って売るってのは醜悪だよな。
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これらは総じて詐欺。私自身もこれらの商材を何度も購入したよ。その上で断言しちゃう。全部詐欺。さっさと捕まれ。
だけど、すべてが詐欺なのかっていうと違う。
お金が稼げる系の情報商材だけじゃない
大半の人は「情報商材」=お金を稼ぐ系の商材をイメージする。だけど、それ以外のジャンルの情報商材も販売されている。
例えば「ペットのしつけ方」とか「高血圧の治し方」「ダイエット方法」
様々なジャンルの情報商材がある。
だから誤解しないで欲しい。情報商材が詐欺じゃない。一部の詐欺師が人を騙しているから情報商材の見られ方がよろしくないだけ。
情報商材の例
情報商材=詐欺という考え方は浅い。
Kindleや電子書籍も電子コンテンツ。Huluだって動画コンテンツ。オンライン英会話もね。全て情報商材だよ。じゃあ、全部詐欺なのか?
…違うよな。
世の中には自然に情報商材が出回っている。「情報商材は詐欺だ」と言っている人だって、意識せずに情報商材にお金を払っているわけだよ。
詐欺師・情報商材屋の私生活は?

面倒くさいので、使えもしない高額な儲け話を売っている情報商材屋の詐欺師を「情報商材屋」とまとめませてもらう。
情報商材屋は案外、一般人と変わらない生活をしている。いかにも詐欺してビクビク生きているわけじゃない。
別に詐欺師仲間で暗い地下部屋に集まり「うっへっへへ、今日も養分どもを騙してお金を搾り取ってやろうか」と話し合っているわけじゃない。
キャバクラで女を侍らせて「情弱からお金貰えて遊ぶの楽しい」と豪快に浴びるように酒を飲んでいるわけでもない。
そういうあからさまな詐欺師連中は1年で潰れる。
情報商材屋はビジネスマン
実際の情報商材屋は極めてシステマチックなビジネスマンだ。
- 「〇〇に広告出稿すればリストはこのくらい。〇%は見込める」
- 「このマーケティングでこの位の売上になると見積もる」
数字ベースで奴らは情報商材を売っている。
その実態は詐欺だけどね。
普通のオフィス街のビルに本拠地を構えて居たり、見た目もそこらの兄ちゃん、おっちゃんってケースは多い。
女詐欺師は”夜”の空気を感じるケースが多いけどね。
情報商材屋の業界のつながり
業界内で有名な情報商材屋は、他の商材屋とJV(ジョイントベンチャー)をして、一緒に商材を売ったり、キャンペーンを打ち出す。
懇親会やお茶会も頻繁にやるので、世間が思うより、情報商材屋は社交的だ。そのため、ワイのようなネットでイキるだけの商材屋とは違って彼らは孤立しない。群れる。
しかも、意外と関係が複雑だったりする。
私が実際に知っている奴の例を出すと、下のような構造を敷いていたりする。

大体、情報商材屋を辿っていけば、みんな同じ先生からノウハウを教わっている。
トップ層(会長、詐欺会社社長)はそこそこ稼いでいる。社長クラスになると表に出ることはない。下層部を使って詐欺をする。子会社作ったり。
こういう構図だから、ライバル同士でも、詐欺師たちは仲が良い。とにかく横のつながりが広いしネットワーク化している。
- 「Aさんがまた新しいプロモーション打つらしいよ」
- 「Bさんもアレを手伝ってるよね」
- 「そこ繋がりでCさんも…」
情報商材屋によっては、海外に拠点を移して会社を立ち上げて日本で商材を売り捌くプレイヤーもいる。
情報商材屋の2つの弱点
情報商材屋が怖いのは”先輩”と”法律”。この2つだ。
まずインフォ業界は縦の関係がある。詐欺師には先輩の詐欺師がいたりする。だから詐欺師に騙されそうになったら、ソイツの先輩の名前を出したら何とかなるケースもある。
え、〇〇の知り合いなら手を出しちゃまずいよな…ってな感じ。
それと同じ。意外かもしれないけど、情報商材屋はこの方法が効く。「私はあなたの師匠は仲がいいよ」ってことを暗に示せれば大体強くは出てこない。
情報商材屋は法律に弱い
小物の詐欺師は法律も怖がる。だから詐欺に騙されても交渉すれば最終的には返金する。訴えられるのが怖いからね。
また情報商材屋でも顧問弁護士が付いているケースが多い。詐欺師は困ったら弁護士に泣きつく。組織化している情報商材屋には間違いなく弁護士が付いている。訴訟を起こされたケースは想定されている
詐欺師の生態ってのはだいたいこんな感じ。
次に詐欺をして稼いでいる情報商材屋の手口も暴露するぜ。
情報商材の詐欺の手口・裏側とは?
じゃあ、ここからは情報商材で詐欺をしている悪質な詐欺師の手口・裏側を語るよ。
彼らはどんなスキームで情報弱者を騙すのか。集客から洗脳、販売にいたるまで。彼らの悪魔的な詐欺の手法を暴露していく。
実は私は数年前に、大阪の情報商材会社で働いていた過去もある。社内マニュアルも読み込んだし、セールスから法的な対処まで知っている。情報商材屋の内部マニュアルはかなり豊富に揃っている。詳しくは????の記事をどうぞ。
そこで分かったのは情報商材屋は極めてシステム的に物事をこなしているってこと。例えば、
- 詐欺商材をローンチして売るための「こういう順番でこれを流す」テンプレがある
- プロモーション動画を作ったり、セールス原稿を作る時の決まった外注先がいる
- 顧客からのメールにはこうやって返信するっていうメールテンプレもある
すべて決まっている。メールテンプレは仲間内でGoogleスプレッドシートで共有されていたりする。

詐欺商材に騙された被害者が「あの〇〇(詐欺商材)を買いました。でもちゃんとしたメールの返信が返ってきません」って叫んでる。
でもそれは当たり前なんだよな。だってアレってテンプレで返してるから。
システム的に情報商材を売っているわけだ。
プロダクトローンチ=詐欺ではない
ちなみに情報商材を売る手口として「プロダクトローンチ」という手法を聞いたことがあるだろうか?
この手法は情報商材業界でも有名だよね。中途半端に知識がある人はプロダクトローンチ=詐欺だと言っちゃう。…でも、ただのマーケティング手法だよ。
実際、このプロダクトローンチが日本で詐欺扱いされるのには理由がある。
プロダクトローンチが詐欺扱いされる理由
それはプロダクトローンチが情報商材を売る目的で使われるケースが多いからだ。
この手法は強力すぎる。プロダクトローンチを組めば石ころだって100万円で売れる。そのくらいの効果がある。
素人でも簡単にプロダクトローンチで売上が出るので、皆この手法を使う。結果、このプロダクトローンチを使うのも詐欺師のテンプレになってしまったわけだ。
手法は悪くないのにね。
元情報商材屋が教える!情報商材で詐欺に遭わない方法
騙される側って不用心すぎないか?
あからさまな情報商材詐欺に騙されるピュアな人間が多すぎる。頭が足りなすぎる。つまりはこう言える。
- 騙す側=マジで悪質
- 騙される側=頭ゆるゆる
考えてみれば当然だよね。
月収1000万円をスマホを1日5分触るだけで稼げるなんてないでしょ。
こういう詐欺に騙される弱者を何千人も見てきた。騙される側も頭のネジがぶっ飛んでる。
どうしようもない情報商材を売る側に問題はある。だけども買う側にも問題があるわけで。判断&購入をしたのは騙された側なんだよな。
あからさまな詐欺商材を掴まされる側にも問題はあるよ。
情報商材の詐欺ループに陥る被害者・ノウハウコレクター

ある人が情報商材を買って詐欺に遭った。彼は「これは詐欺だ」と詐欺師に訴訟を起こした。
結果、勝訴。一部返金してもらえた。
情報商材の詐欺にあっても返金してもらえた。…ここまではいい。だがそこからだ。
彼は詐欺から取り返したお金で、また別の詐欺商材に手を出す。また騙される。
これの繰り返しよ。詐欺被害者の多くが。彼らはまた別の詐欺師に騙されるんだ。ヤバいだろ。1度騙されて学習しない。また存在しない夢にすがって情報商材の詐欺に引っかかる。
情報商材業界は誰1人救えない
「前は詐欺師に騙された。でも今度は大丈夫」とか言っちゃう。そんでまた詐欺師の口座にお金をブチ込んじゃう。
救えない。どう思う?
このインフォ業界の詐欺師に騙される人は十中八九そういう人。
借金がある、精神病を患っている、現状がうまくいかない、貧困のケースがほとんど。高齢者、主婦、承認欲求が強い大学生も騙されてるよね。
詐欺師の手口を学べ!
持論だが、詐欺師に騙されたくないなら詐欺の手法を学ぶことだ。そうすれば彼らがやっていることが詐欺だとわかる。
ありがたいことに日本国内の情報商材詐欺の全てがチープ。つまり安っぽい。だから普通なら騙されない。だけども頭のネジが飛んだ脳内お花畑野郎は騙される。
あんなチープな詐欺に騙される側にも問題がある。
この記事を読んだアナタは私が詐欺師を擁護しているように見えるかもしれない。だが私も何度も騙された側の人間だ。

だからこそ言える。詐欺師に騙される側も迂闊すぎる。私は最低300万円は騙された。自慢にならない。だけど学んだ。
「情報商材に騙された!」で終わるな。手口を学べ。詐欺師はどうやって人の心理を動かしている?
PS 情報商材そのものは詐欺じゃないよ
あ、繰り返すけど、情報商材そのものは”悪”ではないから。
情報商材の詐欺に騙されたくないなら、ワイのメルマガも追加で読んでおいてくれ。
この記事を読むだけでネットビジネス系の「稼げます」っていう無料セミナーの裏側が分かる。
騙されやすいなら読んでおけ。大事なお金を失わずに済むぞ。
この怪しいブログを見れば分かるように私も情報商材屋だ。最高にヤベェ商材を作ってガンガン売ってる。