この記事では大企業を敵に回すことになる。けどもう私は知らない。私は全部言っちゃう。端的に言うぞ。
キュレーションサイトはゴミだ。ネット上の産業廃棄物だ。アングラな世界を語りまくってるこんなゴミブログを運営している私が言うのもなんだが、それでもキュレーションサイトはゴミと言うほかない。
何故、キュレーションサイトがゴミなのか。この記事ではその理由を説明していく。
- キュレーションサイトが如何にゴミなのか
- なぜ作らないほうがいいのか
それからこれからアナタがブログを運営していくなら、どのようなブログを作り上げていけば最も安全圏で賢く稼げるのか。個人の弱小ブロガーが採るべき戦略まで語るつもりだ。
あくまでもネットビジネス的な視点で語っていく。
キュレーションサイトは総じてゴミ

私がキュレーションサイトをゴミだと過激な主張するのには理由がある。ただブチ切れてる訳じゃないし、正義ぶるつもりもない。
なんなら私も同じ穴の狢だ。私だって金稼ぎのためにアフィリエイトサイトを作るし美容メディアの編集長もやってきた。
だから金稼ぎの為にキュレーションサイトを作る行為が悪だと主張する気は1ナノさえもない。ただ、キュレーションサイトはゴミ。これは譲らない
- キュレーションサイトで金稼ぎをしてもいいし行為は否定しない
- でもキュレーションサイトはゴミ
こういうことを私は言いたいだけ。なぜ私がキュレーションサイトを嫌っているのか。なぜゴミだと断定しているのか。
DeNAのWELQ(ウェルク)から考える検索エンジンの汚染
2016年に大炎上したWELQ問題をご存じだろうか。知らない方のために説明しよう。
DeNAが運営していた医療&健康系キュレーションサイト「WELQ」このサイトが引き起こしたネット史上で最悪のキュレーションサイト事件だ。
私もこの時代のアフィリエイターなので当時のことを記憶している。
具体的に説明するとWELQでは医療系や健康系のサイトだ。なんと驚くことに記事を1日100記事ペースで公開しまくって、SEO対策をバリバリ効かせている最強メディアだった。

当時は、医療関係のキーワードで検索すれば、1ページ目にWELQの記事が確実に出てくるほどだったんだよな。間違いなく、WELQは国内では最も強力なキュレーションサイトだった。
ところが、このサイトが大炎上を起こす。
炎上の原因はこのWELQがあまりにも最低な記事を量産していたからだ。例を挙げると下のような記事を公開していた。
- 風邪には家系ラーメンが効果あるよ
- 肩こりになっている原因は守護霊だよ
- 今、死にたいと嘆く人は承認欲求が強いから転職サイトで自己分析してみて
- ブラックシードを食べたら病気を全て治せるよ
つまりは、読み手の心情を一切無視してどうしようもない記事を量産していたわけだ。

特に3つ目は酷すぎるよな。
この3つ目の記事に書かれていた内容を要約すると、「死にたいんですか?」→「それは承認欲求が強いからですよ」→「そういう人は自己分析しようぜ」→「ここから自己分析できますよ(転職サイトのアフィリエイトリンクへ飛ばす)」
こういう記事だったわけだ。要は「死にたい」というキーワードで検索してやってきた訪問者を小銭稼ぎに利用しやがった。数千円程度のアフィリエイト報酬のためだけに今にも死にそうな人を利用したんだ。
これだけだとWELQだけの問題に見えるだろ?
違うんだ。他のキュレーションサイトも全く同じようなことをしていた。特に当時の検索エンジンの汚染具合はヤバかったよ。
程度の差はあれど、どのキュレーションサイトもWELQと同じようにゴミ記事を量産しまくってた。
だから私はまずキュレーションサイトに良い感情を持っていない。それから何よりも私がキュレーションサイトを嫌っているのは個人的な理由もある。
キュレーションサイトによって鼻を曲げられるとこだった
私は過去に低い鼻がコンプレックスだった。そこで私は鼻を高くしたかった時期がある。別に整形したいほどじゃない。
なので取り合えずネットで「鼻を高くする方法」をググった。そして真っ先に出てきたキュレーション記事を私は読んだ。読んでみるとこう書かれていた。
「鼻を高くしたいならこのマッサージを1日15分すれば高くなるよ~」
え、マジでこんな簡単なマッサージを1日15分するだけで鼻が高くなるの??…と興味を惹かれた。けど流石にこれは旨い話にもほどがある。そこで実際に整形外科の先生に聞いてみた。

これってマジで鼻高くなると思う?ぶっちゃけて

あー断言してもいいけどこのマッサージで鼻は高くならないですよ。むしろ一方的に大きな力を加える事によって鼻が横に変形して曲がっちゃうよw
と半笑いで答えられた。そりゃそうだわな。ツイッターとか見てみるとそのマッサージ実践しているらしい人を見かけるけど、やめた方がいい。
そんなこともあって私はキュレーションサイトの記事は1ミリも信用していない。検索エンジン上でキュレーションサイトに出くわしたら記事すら読まない。即座にブラウザバックする。
読む労力と時間がもったいないからな。ということで厳しいようだが、結論は、
キュレーションサイトは読む価値はない

こういうことになる。…けど正直、キュレーションサイトは凄いよ。潔さすら感じるほどに。
だってさ、あんなにウソまみれの記事でも大衆を騙せるだけの力があるんだから。更に付け加えちゃうと、キュレーションサイトは「力でねじ伏せる強者」をこの上なく表現していると私は思う。皮肉じゃなくて。まさに強者だよ。だってさ、
- SEO対策をガンガンに効かせればゴミ記事でも沢山の人に読まれる
- ウソだらけの記事でも何も知らない大衆を騙せる
- とにかく物量でゴリ押しすれば他の個人サイトを一掃できる
まさに強者らしい強者じゃねえか。「一般ピーポーでは太刀打ちさえできない圧倒的軍事力を持った圧倒的強者がゴリ押しで弱者を屠(ほふ)る」っていう、それがキュレーションサイトだ。
「とにかく個人ブログなんて全部ひき殺しちゃえ♡」って言って本当に全部駆逐しちゃうのが大手キュレーションサイトのやり口だ。すげえな。
記事はウソだらけで読む価値がない。だからアナタは決してああいうサイトを読まないで欲しい。…ゴミだけど参考にはなるとは思うぜ?
ああいう方法でゴリ押ししていけば稼げることは稼げるからな。だから金があるならやってみてもいいと思う。
ただキュレーションサイトの存在自体はちょっとしたウイルスを仕込んだスパムサイトより性質(タチ)が悪い。
弱小は感情とロジックで魂を込めた記事を紡ぎ続けろ

最後に私から。これからブログで勝負をしていきたいなら読んでくれ。最後に「個人の弱小ブロガーが採るべきメディア戦略」について有料級の内容をブチ撒けとく。
まず、この世界には強者と弱者がいる。キュレーションサイトは強者だ。うざいけど強者。大量の記事をアップしまくり、SEO対策&広告によって膨大なアクセスを搔き集める。読者の気持ちがどうなろうと関係ない。
とにかくどれだけアクセス、収益があるのか。それがすべて。とにかく物量でゴリ押しすれば勝てる。それがキュレーションサイト。
それに対して私たちは弱者だ。言うまでもなく弱者。1日に書ける記事数も限られている。大手キュレーションサイトの様に膨大なアクセスを集めるのは困難だ。
月数千万PVとか無理。広告費もかけられる金額には限界がある。リソース自体が少ない。
実際のキュレーションサイトと私たちの力量差は像とアリくらいあるぞ。
つまり私たちは弱者だ。途轍もなく弱者だ。
そんな弱者の我々もどこかで強者と戦うことになる。じゃあさ、私たちのような弱者が強者に勝つためにはどうすればいい?
トレンドブログを作る?勝てるはずがない。芸能人ネタで記事書けば警告を受けて、Googlペナ受けて沈没するだけやぞ。
強者のように潤沢な資金がある訳ではなく、1日に大量の記事をアップできるわけでもない。勝つ方法はあるのか。私たちがキュレーションサイト、並びに大手に勝つためには1つ方法がある。
それは強者では出来ない事を最大限まで徹底的にやり抜くことだ。
キュレーションサイトのような強者に圧倒的勝利をする為のメディア戦略
まだイメージは掴めねえと思うんで1つ例を出すぜ。ちょっと私のこのブログを見てくれ。…どうよ?大手メディアが真似できるだろうか?
大企業が私と同じような言葉を好き勝手吐くことが出来るだろうか?…察しがいい人はわかると思うが、私のこの口調、文章、戦略、すべて大手にはマネが出来ないように最初から仕組んでいる。
私のような弱小は好き勝手言える。組織的にやっている真面目な大手には言えないことも私なら言える。
大手なら炎上しちまうことも私は言える。なぜなら私はちっぽけな弱小だからだ。さらに踏み込んで言うならば、基本的に巨大な組織ほど機動力が鈍くなる。
それこそ大企業(強者)がウェブサイトを作ると機動力が鈍くなる。なぜなら、人がたくさん集まった組織はメチャクチャ慎重になるからだ。失敗するのを恐れリスクを忌避する。
だが私は違う。群ではなく個だ。だからこそ組織にはない機動力で攻め込むことが出来る。
アナタも私を参考にしてマネしてみてくれ…なんて言わねえよ?過激な発言をすればいいってわけじゃない。逆に私を下手にマネすると死ぬことになる。そうじゃなくて考えてみてくれ。
- ブログを作っていくうえで強者には出来ない事は何か
- そして弱者の自分ならどうするべきか
この部分を死ぬほど考えまくってくれ。私のマネなんて死んでもするな。マネじゃないんだ。アナタが何をすればこの世界(ネットビジネス)で勝ち残っていけるか。どんな旗を掲げてどんな言葉を吐いて戦っていくのか。これを思考し模索しまくる。
そして大手にできないことを平然とやってのけていくこと。これが非力でちっぽけな弱者が採るべきメディア戦略だ。
間違ってもキュレーションサイトなんてのは作るべきじゃない。それはリソースがない個人がやるべき戦略ではない。

クレバーに貪欲に戦っていこうぜ。その方が絶対に楽しいから。
まずは過去に起きたキュレーションサイトの大事件を語る。