どうも、底辺くんです。病院の待合室で流れてきたニュースが衝撃的でした。
「子供の6人に1人が貧困」
ニュースで語られていたのは、日本の子供の6人中1人が貧困。そんな悲しい内容でした。私自身、信じられず「え、本当なのか」と目を疑いました。
帰宅中のバスでもスマホで、現代日本の子供の貧困について調べたんですが、本当なんですよね。実際、この現代の日本で貧困の子供が6人に1人いるというのです。
曲がりにも先進国の日本に住んでいて、貧困という実態はどうにも受け入れがたい問題です。
この話の真偽から、現代の子供たちの襲い掛かっている貧困の実態まで、私の視点から色々書いていきます。
厚生労働省のデータから子供の貧困を見ると…
子供貧困率のデータから見ると、貧困率は約25年で5%くらい上昇しています。
大人が1人の家庭での数字は、減少していますが、大人が2人以上の家庭においては上昇しています。
これは「ひとり親が必ずしも貧困の中心にいない」というのはデータからもわかります。
ですが、片親であることが、貧困を招いていると書いている記事もあります。
貧困線から考えてみる
貧困線も1つの指標です。等価可処分所得金額が112万円をラインとしている。
その112万円で見てみると、ひとり親の貧困率は50.8%
大人が2人以上の家庭だと、12.7%と数字に大きく違いが出ている。
個人所得の総額から直接税や社会保険料などを差し引いた残りの部分で、個人が自由に処分できる所得。いわゆる手取り収入のこと。
出典:デジタル大辞泉
この6人中1人が貧困とされているデータのグラフには、
- 相対的貧困率が16%
- 子供の貧困率が15.7%
となっています。とすると、6人に1人の子供が貧困という数字にも納得できます。
外見では判断できない子供の貧困

今の世の中、100均やファストファッション、ファーストフードの広がりによって子供たちのおしゃれや食生活などにも変化が出てきています。
そして、これらがあるので、日本における子供の貧困というのは見抜くことが難しい。
というのも、発展途上国を旅した経験がある人なら分かると思うけど、見た目で「貧しいんだな」と分かるわけです。服装、ニオイ、垢だらけで、悪臭を放ち、すぐに貧困がピンと分かるケースが多いです。
しかし、先進国と言われる日本においては、外見だけでは上で触れたように判断をするのは難しいのです。
これはデータはないけども、日本は世界で最も子供の貧困を見抜くことが難しい国と私は思うんですよね。
子どもの貧困が見分けにくい事の問題点

これが問題。普段の日常の中で、明らかに貧困だと分かる子供の姿が目につけば『子供の貧困』に関して多くの関心が出るはずです。
ですが、日本では服装で見分けられず、うまくカモフラージュさせられ、見えにくくなっている。
そのため問題を直視している人が非常に少ないなと感じる原因なのかもしれません。
子どもの貧困はひとり親の収入が直結している
ひとり親世帯への給付金のニュースが、この間流れていました。SNSでは「またひとり親に給付金か」という怒りの声が多かったです。
では、なぜひとり親、特にシングルマザーの年収が低いのか。何故子供が貧困化するのか。
それは年収300万円という壁は非常に大きく立ちはだかっているように見えます。
雇われて働いても、パートなどがメインとなります。子供がいますからね。特にちいさな子供なら。
そして、収入面でも安定せず、低空飛行するのが理解できます。
個人的には今という世の中なのだから、現状に満足するのではなく、時間がないのであればレバレッジをかけて収益を上げるという考え方にシフトすべきではないかと強く思うところですが…。
ただ、これも実態としてあるわけです。
子どもの貧困は大人の身勝手さが生み出している

私は思うのですよ。子どもの貧困は親の責任です。
1人で留守番して、夕食を1人で食べて、食事は出来合い。
そういった状況を、言い訳して取り繕い、問題を責任転嫁して創り出し続けている大人に問題があるのではないでしょうか。父親が、母親が。
大人にも事情はある。そう反論もあるでしょう。そりゃそうです。親にも事情はあります。ですが、子どもを作ったのは親です。大人です。
子供を大人の言い訳の被害者にしてはいけないんですよ。
それが6人に1人が貧困というデータを創り出しているのかもしれない。私はそう思って止みません。
この記事を書いている現在、日本の物価上昇、賃金の低下、ガソリン価格の高騰など。日本の景気がどんどん悪化しています。
このまま日本経済が悪化すると、子どもの貧困も増えるのは想像に難くないですし、何よりも今の20代、30代の労働者も路頭に迷うことになりかねません。
>>日本は貧しくなった!日本脱出できないなら起業をすべき理由
この辺の詳しいハナシは、上の別記事に書きました。1度読んでください。
日本の経済は明るくはありません。しかし、それでも私たちは生きなくてはいけない。そのために、個人が生き残るためのスキルと知恵を身に付けましょう。
ではまた・
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