底辺くんだ。今回の記事では情報商材の全貌を語る事にする。ぶっちゃけ情報商材は詐欺なのか、詐欺商材との見分け方、騙されたときの対処法、それらを余すことなく語ろう。
…という私自身が情報商材を作って販売するコンテンツビジネスをしている人間だ。オブラートを剥がして言えば私は情報商材屋だ。
で、その観点からも情報商材についての語ってみたいと考えている。
更に言えば、私は情報商材屋なだけではない。
恐らくネット上で「情報商材は全て詐欺だ」と主張している誰よりも、私は情報商材を買ってきた男だ。大学時代から今まで情報商材を買いまくってきている。
証拠としてスクショを挙げておく。
外付けHDD1000GB中の700GB。この全てが情報商材&高額塾だ。
尋常ではない程の金額を情報商材につぎ込んできた。
金額にすると計算できる分だけでも1900万円分の情報商材がHDDに入っている。ちなみにこれは「計算できる分だけ」だ。
「嘘吐け。絶対に数字を盛ってるわ」と思うなら実際に会って見せてもいい。推測だが全て合計したら情報商材に使った金額だけでも3000万円を超える。田舎なら土地買えるよホントに。
で、何故私がここまで狂気的なまでに情報商材をストックしているのかは、話がブレるんでまた後日語る。
だが、これだけ商材を買ってきた私だからこそ語れる部分もあると思うんで、早速だが、情報商材について話していく。
情報商材は詐欺なのか
違う。全てが詐欺ではない。とんでもない誤解だ。
情報商材=詐欺だというイメージが先行している。確かに情報商材には詐欺は多い。しかし総じて詐欺だと断定するのは横暴が過ぎる。
そもそも情報商材を全く知らない人間は、情報商材=「お金を稼げる方法を教えます系の怪しい商品」だと勝手なイメージを持っている傾向が強い。
これからこの記事で根拠を出していくが、まずここで明言しておく。情報商材そのものが詐欺なのではない。
じゃあ、何故情報商材が詐欺だと言われるのか。そういう主張をする人は2つに大別できる。
「情報商材は総じて詐欺」だという人の2つのパターン
先に述べると、「情報商材は全部詐欺です」という人は以下の2つのパターンに分類できる。
- 過去に情報商材を買って騙された人
- イメージで情報商材に対して良い感情を持っていない人
大別すれば上の2つのパターンしかない。
ぶっちゃけ、まともな教材を買った経験がある人なら、情報商材は全て詐欺なんて言う暴論は吐けない。
過去にゴミ商材を買って後悔をした経験がある人、あるいは買った事も無いけどネット上で「情報商材=悪」と言われているから無自覚で信じ込んでいる人。このどちらか。
私が同情をするのは前者。馬鹿だなと思うのが後者。
過去に情報商材を買って騙された人
過去に情報商材を買って騙された人は、きっと詐欺師に騙されて大金を払ってしまったんだろう。
私も経験があるから同情をする。某高額塾では「ツイッターアカウントを量産していけば月100万円稼げる」と言われた。
私も70個以上のツイッターアカウントを作ったが全て凍結され、月1万円も稼げなかった経験がある。
確かに騙される側も思考能力、常識感の欠如が疑われるが、それ以上に騙す側の方が悪いに決まっている。
大金をふんだくって最初から稼げないノウハウを渡すのは、控えめに言っても掃き溜めに沈んで頂きたい。
イメージで情報商材に対して良い感情を持っていない人
ググれば「私は情報商材は買った事は無いです。まあでも情報商材なんて詐欺ですから買わなくていいですよ」と言っているブロガーもいる。
これは救えない。例えるなら「唐揚げなんて美味しくないですよ。油まみれの鶏なんでクソですよ。…まあ私は食ったことないですがね」と言っているのと同じ。
おいおいおい、食えよ?唐揚げを食ってから美味しいかマズイかを言えよ。
それと同じで1度も買った事も実践したことも無い人間が、「情報商材は詐欺です」と言っているのは虫唾が走る。
同時に「情報商材の返金をお手伝いします」と看板を掲げる法律ヤクザ(弁護士)も虫唾が走る。
あいつら情報商材屋だったら六法全書ぶん回してぶっ叩けば金が返ってくると思っているんじゃねえか。
従って、むしろ情報商材は詐欺だと決め打ちして、弱者の味方を気取っているポジショントーク豚野郎の方がヤバいと私は思うよ。
ただし、情報商材に詐欺が多いのも確かだ。ここから先はアナタが情報商材で詐欺られない為に「見極め方」を真面目に解説しておこう。
詐欺だと断言できる情報商材の特徴5つ
では、詐欺商材の見分け方を紹介していこう。見分け方と言ってもここで紹介するのは「誰でも出来る方法」だ。
実は他にも見分ける方法はあるんだけど、用意するべきソフトや面倒な準備が必要だったりする。
なのでこの記事では簡単な見分け方に絞って紹介をさせて頂きたい。とはいえ、ここで紹介する特徴5つを視点で見るだけでも詐欺商材か否かは判断が出来るはず。
再現性が無さ過ぎる商材
まず最初。これは買ってみてから実践した上で判断をする。「誰でも月収200万円稼げる」と書いてあるのに稼げないなら詐欺だ。
あるいは「誰でも3ヶ月で-15kg痩せられます」と書いてあるのに、全く痩せられないなら詐欺だ。
でもまあ、常識的に考えてくれよ。「誰でも痩せます」と書いてあっても常識は押さえておけよ。
- はちみつホットケーキ&バケツサイズのアイスクリーム&ポテト
- 昼食:マク○ナルドのハンバーガー&ポテトLサイズ&チキンナゲット
- 間食:ホールケーキ
- 夕食:次郎ラーメン
こんな生活をしている人間が痩せるという事はまず無いからな。痩せるならそれ病気。まあでも「絶対に」「誰でも」「100%」と謳っているのに結果が出ないなら、それは詐欺だわ。
ぶっちゃけ、これに関しては情報販売者側が「絶対、100%、確実に、誰でも」というような言い回しをするのはマズイと思う。
ちなみに私も稼げる系の商材を販売しているけど、「絶対稼げる」とは言わない。
当然稼がせるつもりはある。だけど、結局ソファーで寝転がって何もしていない奴は稼げないんで。
なので私の商材を買う時もその辺の覚悟をして買ってくれ。
異常な回数でスパムメールが届く
次に挙げるのがメールだ。情報販売者はメルマガを運営しているケースが多い。メルマガってのはメールマガジンの略なんだが、まあ知っているよな。
で、メルマガに登録したらその情報販売者から毎日のようにメールが届く。で、最初はメールを読んでるけど毎日送られたら読む気なくならね?
なくなるよな。家のポストに同じチラシが毎日届くなんて嫌だろ?で、流石にメールがうざすぎてメルマガ解除する訳だ。
…だが、メールは止まらない。メルマガを解除しても尚、永遠にスパムメールが届く。
これが詐欺師のやり方だ。
情報販売者の命は何よりも「メルマガの購読者」だ。沢山の購読者がいれば沢山のお金が稼げる。1000人にメールで「これ買いませんか?」と送れば最低10人は買う。
仮に20万円の商品を売っても10人買えば200万円稼げる計算になる。だからこそ、情報販売者はメルマガの購読者を減らしたくない。
しかし常識的な情報販売者ならメルマガ解除されたらメールは送らない。相手がメルマガ解除しているのにメールを送る行為は違法だからだ。
しかし、詐欺師は違う。法律なんてオール無視。
詐欺師は自分のメルマガ購読者を減らすのが嫌だから、お客さんがメルマガを解除しても認めてない。相手が嫌がろうとも執拗にメールを送り続ける訳だ。
メルマガ解除しても変わらずに送り続ける
どうだクソだろ?スパムメールを連発する輩は総じて詐欺と判断していいよ、もう。
自己利益しか求めない人間にまともな商材を作れるはずがない。
感情に訴えかけてくるだけ
詐欺師あるある。エビデンスや根拠が出せない。
詐欺師は自分の主張に確固たる根拠が無い。例えば「月1000万円稼げるノウハウです」という主張をしてもいいが、じゃあ何故1000万円と言う金額が稼げるのか。その根拠はどこか。詐欺師はその根拠を示す事が出来ない。
だって根拠が無いから。
例えば「○○大学の研究では次のような結果が出ています」とか「経済産業省が出しているデータでは」というような根拠が必要だ。
そうだよな。物事は根拠が大事なんだよ。「お母さん、お金ちょうだい!」と子供に言われたら、まず理由を聞くだろ?「何でお金が必要なの?いくら必要なの?」
そこで理由や根拠があるなら納得してお金を渡すかもしれない。しかし理由が何もないならお金は渡さないはずだ。
そゆこと。「絶対に稼げるノウハウです」「幸せになれますよ」というような感情に訴えるだけの情報商材は、詐欺うんぬん以前に稚拙だよ
リストを販売/使いまわしている
もしもメルマガに登録してから、変なメールが頻繁に届くようになったのなら要注意だ。
恐らくアナタのメールアドレスは他の場所に流出している。
賢い人は察したことだろう。そうその通り。詐欺師のメルマガに登録してしまうと、登録したメールアドレスは詐欺グループで使いまわされる。
アナタのメールアドレスが仕事用なのかプライベートなのかは一切関係ない。詐欺師にとっては重要顧客だ。気をつけてくれよ。
詐欺師にメールアドレスを使いまわされると後々メンドクサイ。
もしも、メルマガに登録してから不審なメールが増えたのなら、恐らく、アナタのメールアドレスは数十円~数百円で詐欺師グループの連中に購入されてる。
当然わかるよな。そういう詐欺師からは情報商材は買うな。それは間違いなくゴミだから。
「サポートします」なのに返信が無い
情報商材の販売ページには「稼げるまでサポートします!」と書かれていた。
だけども実際は、稼げるまでどころか全くサポートをしてくれない。
メールを送っても1週間後に3行で返ってくるとか、最悪の場合はメールを送っても返ってこないというケースがある。
なので、メールしても返信が無い販売者は「危険」だと思って貰って構わない。
私も経験があることだけど、「90日間の購入者サポートをします」と書かれていたから、メールを送った。
だけど1度も返ってこなかった。
販売者からすれば「メールを返すのがメンドクサイ」と言う事なんだろうな。最初からサポートなんて付けるなよ。
…と言う事で私も情報商材を作って販売をする際には、サポートは一切付けないようにしている。
理由は全員にメール返信できる自信が無いから。時間的にも労働的にも1人で1日何十人もサポートが出来ない。
もちろん、質問があれば出来る限りは答える。だが、最初から返せるか自信のないサポートは付けないようにはしている。
もしも「絶対にメール返信します」なんてサポートを謳ってしまうと、どんなメールでも返す義務が発生してしまう。
1度相手に真剣なメールをしてみてくれ。そこで返って来なかったら疑った方が良いだろう。
情報商材詐欺の被害に遭わないための注意
平凡な生活をしたい一般ピーポーが情報商材の毒牙に掛かって、詐欺被害に遭わない為の具体的な対策方法を2つ挙げておく。
参考になるかは分からないが、まあ何も知らないよりはいいだろう。
返金保証は期待するな
インフォビジネスにおいて返金保証なんてあってないようなもんだ。1万円程度の情報商材なら黙って返金をする販売者もいる。
しかし数十万円規模の高額塾や企画になると返金は殆どないと思っておくほうがいい。
理由はアナタが販売者の立場で考えれば分かるはず。
ぶっちゃけ返金保証を付ければメチャクチャ売れる。付けるか付けないかでは大違いだ。
だが、中にはまともな商材でも「返金しろ返金しろ」と叫ぶ輩もいて、もっと酷いケースだと「買って嫌な気分になったから全額返金&50万円を寄こせ」と言うモンスタークレーマーもいるらしい。
ヤベえ客には返金するけど、通常は返金しないというスタンスの販売者もいる。
基本的には返金保証なんて期待しない方が精神衛生上はいいかと。
特定商取引法の記載を見ろ
特定商取引法の記載を見ればいい。詐欺師は特定商取引法がおろそかになっている。
特定商取引法っていうのは何なのかと言うと「詐欺師に騙されたり違法でヤバい勧誘をされないように、買い手を守る為の法律」だ。この表記が無い場合はまず疑った方が良い。高確率でヤバい。
ぶっちゃけ、私は特定商取引法を無視したいくらいだ。メンドクサイ。過去に電話番号を晒されてイタズラに使われた経験もある。上手く解決はしたんだけどな。
唯そういうこともあって本音で言えば私も特定商取引法の記載はしたくない。だけども、違法になってしまうからわざわざしている。
代表の販売者が別の時もわざわざ販売者情報を変えて丁寧に記載している。
もしもアナタが購入者なら特定商取引法の表記はちゃんとあるのかは、目を通しておいた方が良いよ。
情報商材で詐欺に遭った時の返金方法
情報商材は「情報」が商品だ。買い手が金を出して情報を買う。その情報さえ知ってしまえば、その商材は価値が無くなってしまう。
例えるならスーパーで弁当を買う。だけど弁当の容器には価値が無い。容器に入った料理に価値がある訳だ。中身を食べてしまえば容器は必要ない。
それと一緒。情報を食ってしまえばその商品には価値が無くなってしまう。
その為、情報商材はクーリングオフ不可能なんだ。「情報商材を買ったけどクーリングオフします」「無理です」と言い渡されてしまう。
しかしそれがまかり通ってしまうなら情報商材は詐欺し放題になってしまう。今回はおまけとして「情報商材で詐欺に遭った時に返金させる方法」を紹介しよう。
業者に交渉する
詐欺商材の販売元に「返金してくれ」と交渉をしてみるのも手。
他のサイトを見てみると、販売業者に情報商材の返金を申し立てても1円も返ってこない。それどころか威力業務妨害だと脅されると書いてあった。
つまり業者に交渉を持ちかけても返金は出来ないらしい。
…実は違うんだよなあ。交渉だけで9割以上の確率で返金できる。粘り強くしつこい位に、上手く条件を出していけば必ず返金する。
だって何年間も「金を返せ」と叫ぶ人って怖くね?常識的な範囲内を超えて執拗に交渉すれば、ほぼ確実に返金される。
ただ時間と根気が必要なので推奨しない。
弁護士に相談してみる
弁護士に相談する事も出来る。着手金ゼロで請け負ってくれる場所も多い。
ネットでググれば沢山出てくるので、もしも相当な金額を騙されたのなら弁護士に相談をしてみればいい。とはいえ、個人的にそういう弁護士は私は嫌い。
広告費をブチ込みまくって「情報商材は詐欺です!全額返金させます!」というLPを検索ページに押し上げてる弁護士事務所がいくつかあるけど、法律ヤクザじゃん。倫理観どうなってんの。
ファミレスで飯食って清算した後に弁護士出しゃばってきて「おたくのファミレスは不味かったんで、支払った金額を返して下さい」と言っているようなもんだろ。
出てきた飯によく分からない虫が混入していたり、異物が入っているなら分かるけどな。
悪質商材なら返金をさせるのは分かる。それは返金して貰ってくれ。何もしないよりはマシだから騙されたなら相談してみてくれ。
訴訟してみる
訴訟を起こすのもアリ。enjinっていう集団訴訟ポータルサイトも有るんで利用してみてもいい。
私も毎週このサイトを見てどんな案件が並んでいるのかをチェックしているけど、ICOや仮想通貨絡みの被害が多い。被害総額が数千万円規模の案件もあるので目を通しておくと良い。
ただ、私も騙されまくっているけど訴訟はしない。これは恰好を付けたい訳じゃなくて今さら訴訟する方が面倒臭いからだ。
過去にバイナリーオプション絡みで90万円毟り取られた経験もある。今考えれば我ながらアホだった。
ただ、訴訟に勝っても返ってくる金額を考えると、訴訟をする旨味は全くない。
この記事を読んでいる人の中にも騙された経験がある人はいるだろうけど、数万円程度の被害なら諦めた方が良いと私は思う。時間と動くコストがあるので。
依存体質は情報商材なんて買わない方が良い
この記事でも説明したように情報商材は詐欺ばかりではない。
それだけでも理解して帰って貰えれば十分だ。良質なものもあれば、低品質なものもある。全ての情報商材が詐欺だという事では決してない。
ただここで敢えて突き放す言い方をする。厳しい言い方だが、情報商材に縋ってしまうなら買わない方が良い。
よくあるケースとしては、
- この商材を買えば絶対に稼げますか?
- この商材を買えば絶対に彼女/彼氏が出来ますか?
- この商材を買えば絶対に幸せになれますか?
ないんだよ。そんなもんは。絶対なんて物はない。買う=絶対にそうなるとは誰も約束できない。
販売者は何とか約束するために返金保証やサポート保証を付けるけども、最終的には分からなくね?
特に自己啓発系の情報商材なんかだと「買ったら幸せになりますか?」という負のオーラを纏わせたお客さんが多いらしい。だけども、それも分からないよね。
結果として実践したら幸せになる可能性は高まるかもしれない。だけども、買って確実に幸せかどうかなんてその人の主観に寄ってくる。
- 販売者は「最大限まで効果、再現性があるノウハウを死ぬ気で作って売る」
- 購入者は「頭からケツまで依存するのではなくて参考になる情報を手に入れる為に買う」
そういうスタンスであり続ければいいと思うのワイは。この思想を強要する気はないけど、このくらいで考えて生きて行かなくちゃしんどくね?しんどいよマジで。
だから、少なくとも私はそういうスタンスでコンテンツ販売ビジネスを営みたいし、このスタンスのお客さんにコンテンツを提供し続けたい。
情報商材を売っている詐欺師の「裏側」についてもコッソリと暴露記事書いた。
こっちも読んどくと良いぜ。
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