先に言っておく。ビジネスが成功するか、失敗するか。その結果は誰にも分からない。
どれだけ高精度の予測を立てて、ビジネスに挑んでも予想さえしていなかった出来事が起きる可能性もある。今回の新型コロナウイルス然り。
いきなりビジネスの向かい風になるような出来事が起きてしまい、立て直しが出来なくなる可能性もある。
…愚痴を吐いても仕方ない。1円の得にもならない。不確実な世界に私たちは生きている。従って、不平不満を吐いても生産的じゃない。現状は変わらねぇ。
この記事では屁理屈なしでビジネスを成功させて、鬼のように生産性を上げる方法を解説していく。7つのシンプルな原則を使うことによって、アナタは自分の想像を超える目標を達成しまくる事ができるようになるだろう。
アナタの潜在的なパフォーマンスを解放し、最大の成果を手にするには、行動、習慣、思考を変える必要がある。

①毎日の目標設定する
1日を蔑ろにする愚かな人間は、人生そのものを蔑ろにする。
ようするに、人生は1日1日の積み重ねだ。積み重ねる1日がペラペラなら積み重ねても厚みはない。
今呼吸をしているこの瞬間を生産的であるように心がけてくれ。1日を無駄にするな。1時間を無駄にするな。1秒を無駄にするな。やがて形ある肉体も、しわだらけになり、焼かれて灰へと変わる。
1日を無駄にしない為には「1日で成し遂げる目標」を掲げる事から始めよう。「今日は〇〇を達成する」と掲げてそれを実践する。当たり前だけど出来てない人は多い。

ここからは更に具体的なアドバイスを勝手に書いておく。参考になるかは知らない。
背伸びをした目標を掲げる
1日の目標を設定すると言っても、困難すぎる目標をガンガン掲げる必要はない。最初から気張ると長続きしない。それは私が誰よりも知っている。
背伸びすれば達成できそうだなあ程度の目標でいい。その目標を達成するように1日を送れば、間違いなく1日の生産性が上がる。
そして充実した1日を作り出すことが出来るようになる。間違いない。
最初はこのくらい低いハードルでもいいんだ。まずは「ちょっと背伸びした1日」の目標を作ってみる。
そして、毎日欠かさず目標を達成していけば、着実にアナタは大きな目標も達成できるようになる。綺麗事ではない。再度言う。1日1日の積み重ねで人生は出来上がる。1日の目標を達成できないなら、1年後の目標なんて達成できない。
逆に言えば1日を最高のパフォーマンスで送り続ければ、最高の1年、10年、100年を送っていける。1日の目標を掲げて、必ず達成することだ。
実際に目標とタスクを書き出す
具体的な作業を話す。私は毎日、朝起きて飯を食う前に自分が1日で何をするのかという目標をまず書き留める。そして何をするのかをメモ帳に箇条書きで書き出す。記事Aを書く(9時~10時)記事Bを書く(10時~11時)動画原稿Aを作る(11時~11時30分)昨日作った原稿Bの推敲(11時30分~12時)
こんな感じ。休憩時間は書かない。9時から10時まで作業をしている間でも、5分間休憩を挟む。休憩時間まで指定すると嫌気がさす。だから私はそこまでは管理しない。
ちなみに1日の目標とタスクは、そこらへんのチラシの裏に書く。今まではイキって手帳に書いたり、スマホのメモ機能にまとめていた。だけど、だんだんめんどくさくなった。
そこでチラシの裏や印刷を失敗したコピー用紙にササっと1日の目標とタスクをまとめるようにした。飽きたら捨てる。そのくらいがちょうどいい。
そして、目標とタスクを書いたら、その目標達成をする為に行動する。サボり癖がある人でも日常の生産性は確保される。そして平凡なビジネスは一気に爆発的に躍進する。日々、これを実践すれば収益が積み重なっていく。
メモ
ちなみに寝る前に枕元にチラシの紙とペンを置いとくといい。朝起きて顔を洗う前に寝ぼけた状態で目標とタスクを書き留めるといいよ。気合入った状態で書こうとするより弛緩した状態で書く方が良い感じのタスクと目標が出来上がる。
いつでも目標の存在を忘れない
そして、これは経験談からのおせっかい的なアドバイス。
忘れちゃうんだよね。1日の目標を掲げても。3日坊主どころか1日の中で目標を設定していたことを忘れてしまう。人間だからしょうがない。
なので、常に目標達成を意識することしかない。忘れないように。自分の中で覚える優先順位があるだろうけど、その優先順位の一番上に目標を置いて1日を過ごしてみればいい。
②チャンスを待たない
2つ目だ。チャンスの扱い方について。まずチャンスは空から降ってきません。そして「チャンスの女神に後ろ髪がない」とも言われるけど、そもそもチャンスの女神なんていない。
もしチャンスの女神がいるとしたらアナタはどうする?女神が通るのを待つのか?違うな。それは賢くない。
チャンスの女神がいつ目の前を通ってもいいように落とし穴を作るんだ。何としても捕獲できるようにするべき。
チャンスの女神に罠を仕掛ける
落とし穴を避けることを想定して、上から降ってくる網を設置したり屈強な男で道を封鎖して、女神が通れなくするようにしても良い。罠を仕掛けるんだ。
つまり、ただ女神が来るのをジッと待つだけは時間の無駄だ。昔と違い今はスピード感が半端ない時代。ジッと待っていたらチャンスの女神とやらは高速移動で走り抜けていく。捕まえられるはずがない。
だから仕掛けるしかない。罠を仕掛けていこう。ビジネスを強制的に成功させるなら待つことを捨てて罠を仕掛けろ。
もっと言うならチャンスの女神が目の前を通るかどうかも分からない。それならチャンスの女神がこちらにやってくるように誘導するべきだ。寄り道せずにやってくるようにな。
さすがに女神がかわいそうになってくるな。
少なくともアナタがチャンスを手に入れる為にやるべきことは無数にある。全て使い倒すくらいの気持ちでいけばいい。待っていたらジジイになっちまう。ビジネスの環境も変わる。動くべき。
③目の前のタスクに集中する
そして3つ目。集中。
まずマルチタスクは避けるべき。研究者のZhen Wangも「マルチタスクって効率的にやっているように感じるだけだよね」と言ってる。
実際その通り。効率的に感じるだけで、効率的ではない。1つの作業に集中し、複数の作業を並行するのは止めておこう。
実際、目標を掲げてたった1つのタスクを実行している1時間は、アレコレやって脳死で動いている1日よりも遥かに生産性が高い。起業家は、目の前の1つに集中して、やりぬくことだ。
④成功するには誰よりも働くんだよ
この記事を読んでいるアナタはそうではないと信じている。だけど、重要な真実なので伝えておく。
目標を達成するには誰よりも働くことだ。凡人が天才になんとか勝つにはそれしかない。勝機があるとしたらな。それでも勝てない可能性は高い。
努力は偉い?努力はデフォだ。やって当たり前なんだ。そこは前提なんだよ。
「ウサギとカメ」の童話を覚えているか?足の速いウサギが足の遅いカメと競争した結果、ウサギが一休みしている間にカメが追い抜いてしまう。最後はカメが勝利するっていう有名な話。
ウサギが慢心しないケースを考えてみる
だけどあの話でウサギが油断しなかったらどうなっただろうか。大差をつけてウサギが勝ったはず。
これは天才と凡人でも同じだ。天才がサボっていたら凡人でも勝てる可能性はある。だけど天才が努力をしたら凡人が努力をしても勝てない。ステータス差がありすぎるから。
なので「努力でなんとかなる」ってのは一部として正しいけど、間違いでもある。もちろん、この理屈ではサボってる凡人は救えない訳だが。
カメはウサギに睡眠薬を盛った
ちなみに私は「ウサギとカメ」の童話でウサギが昼寝した原因は「カメが睡眠薬を盛ったからなんじゃないか」と密かに思ってる。
たまたまウサギは昼寝をしたんじゃなくて、カメが睡眠薬を盛ったからだとするなら、カメは勝つべくして勝ったのだと高く評価したい。
本当に大事な戦いにおいて勝つためには正攻法だけではなく、姑息でずる賢い方法でも使うべきだ。君主論を書いたニッコロ・マキャベリも「策略でも力でも良いけど、とりま勝利目指すべきじゃね」と言ってた。
その通りだ。敗者の言葉など誰も聞かない。発言権などないのだ。非情だがこれが現実。
おそらく、カメは狡猾で努力家なのだ。不利な状況であることを察して、その差を埋めるべく策略を練ったに違いない。勝利を手にするだけの奴なのだカメは。
だから私はカメの戦い方を全力で讃えたい。そしてウサギには同情したいものだ。
⑤基礎のみを徹底的にこなす
上でウサギとカメの話をした。天才が努力したら、凡人はもう勝てない。そんな話だった。
だけど凡人諸君は安心してくれ。起業してお金を稼いでいくだけなら、特別な才覚は必要はない。少なくとも、現代では。
私だって凡人だ。いや凡人でさえないだろう。だけど稼ぐ力は持っている。
世界で飛びぬけた結果を紡ぎたいなら、特別な才能も必要になる。だが飯を食ってそこそこ自由に生きる程度なら才能は不要。
- 努力
- 真面目さ
- ずる賢さ
- 決断力
これで何とでもなる。誰よりも学び、誰よりも早く、誰よりも「基礎」を大事にしていけばいい。特別な知識はいらない。
基礎をこなしていく事。それを積み重ねていくだけ。求められているのは、その基礎だ。
⑥失敗を素直に受け入れる
ビジネスに限った話じゃない。生きている限り必ずドデカい壁がいきなり現れる。潰れてしまうほどの重圧、苦難。そして挑戦。
逃げてしまいたくなった時、背を向けない事だ。まずはその壁と向き合うしかない。壁から目をそらしても、壁が消えることは無いのだから。
その壁を対処しない限り、前に進むことは出来ない。「壁を乗り越えろ」と言う人もいるが、わざわざ乗り越える必要はない。
壁をよけてみるのも1つだし、壁に穴を開けるのも1つ。専門業者を読んで壁をぶっ壊してもらうのも1つだ。壁を対処する方法はいくつもある。
失敗しても良い。というか失敗はするって絶対。その失敗経験は1つのデータに過ぎない。1度失敗したら同じパターンの失敗は楽に対処できるようになる。それもデータの積み重ねだからだ。

⑦健全な精神は、健全な肉体に宿る
起業家は体を壊しがち。時間が惜しいあまり、コンビニ飯や、場合によっては食事さえも摂らない。運動なんてしている時間がもったいない。そう思ってしまう。
その考え方が危険だ。やめろ。
若ければ徹夜もなんとでもなる。アルコールで誤魔化して作業を続けられる。だけどこの生活が継続すれば、体に不調が必ず起こる。次第に作業のパフォーマンスが落ちるようになる。
ないがしろにしやすい、健康に全力を注ぐことだ。金をかけるべきはシャンパンでもハミルトンでもない。健康だ。生産性を維持するには健康がカギになる。
【まとめ】目的地へ一歩ずつ歩いていけ
アナタのビジネスを成功させるには、決して楽な道はないと思うんだよ。どんな道であっても苦難はあるからな。
今でさえ私も頭を抱えることはある。これも本音。
実際、成功をどう定義するのかは人それぞれだしな。お金が稼げればいいって話だけじゃない。だけど、どんな形の成功でも必ず「障害物」がアナタの行く手を阻む。
そんな中でアナタが成果を出すには「やり抜く」という事しかないんだよ。障害物を叩き壊すか、逃げ続けるしかない。ただ待っていても止まっていても事態は変わらない。深刻になるだけだ。残念ながら。
この記事の内容を実践するかどうかは任せる。しなくてもいい。やらねぇ奴はやらねぇし、やる奴はやる。強制しても仕方ねえ。狡猾にそして最高にキマッてやっていこうぜ